昨日に引き続き、
『乗って』シリーズ。
地味な映画だから、
知らない人が多いだろうけど。
作詞家・荒木とよひさ初監督作品。
http://www.arakitoyohisa.com/atrain_web/
- ジャンル: CD・DVD・楽器 > DVD > 邦画 > その他
- ショップ: ぐるぐる王国 楽天市場店
- 価格: 4,268円
以下、数年前に kayax 名義にて
Amazon のカスタマーレビューに
書いた推薦文を再録。
≪夜な夜なジャズクラブに集まる
常連客の人間模様が
切なく描かれています。
主演の津川雅彦が渋い。
絶品。
劇中でサックスをばりばり
吹きまくる店のスタッフが
加藤剛の息子、大治郎。
(改名して現・夏川遼)。
ハリウッド進出で名を上げた
栗山千明も重要な役どころ。
さらには小林桂樹、
愛川欽也、峰岸徹などなど、
ベテラン勢がちょこっとずつ
現れては消えていくゼイタクな作り。
そして何より、ジャズクラブ
「A-Train」のセットにリアル感がある。
南青山のBと六本木のSと
鎌倉のDを足して割ったような、
ホントにどこかにありそうな店。
派手さはないけれど、
じんわりしんみり効いてくる佳作。≫
加藤大治郎改め夏川遼は、
セリフ棒読みでホントに
大根なのだが、
アルトの腕前はホンモノだ。
そう言や。
何年か前、中野のとある小劇場で、
彼の父・加藤剛が
私の真後ろの席に
座ってたことがあったっけな。
イイ男だったよ。
でも、顔がものすんごくデカかった。
タイトルの読みは、
『いつかAトレインに乗って』なんだと。
ったく。
どいつも、こいつも。
横文字っぽけりゃ
オシャレだと考えること自体、
そもそもダサイ。
いいじゃんかよ、列車でよ。
それと。
ジャズのLIVEに通いつめてる人間が見れば、
こっ恥ずかしくなるようなシーンも
多々あるよ。
でもまぁ。
映画としては、よくできてますわよ。
ちなみに。
日本映画批評家大賞、
監督賞&主演男優賞受賞作品
だそうでございます。
画像は恒例(?)自分撮りシリーズ。
題して「タトゥーTシャツと私」。