吉田桂一トリオ@chip-in

jazzydays2007-04-14

中央林間は
チップインにて、
吉田桂一トリオ。
パーソネルは不動のレギュラー。
ピアノ、吉田桂一。
ベース、佐々木悌二。
ドラムス、渡辺文男。


この店で彼らを聴き始めてから、
もう4年ほどになるだろうか。
吉田桂一の演奏は、
場所がどこであれ、
共演者が誰であれ、
楽器が少々ホンキートンクであれ、
彼自身の体調がどうであれ、
「手抜き」とは全く無縁。
常に全身全霊を傾けてのLIVEである。


とりわけ。
チップインでの演奏が素晴らしいのは、
マスターが彼のピアノを心底愛しているから。
そして。
マスター自ら時間をかけて吟味した
ピアノ(Wistaria Buchholz)が素晴らしいから。
「吉田桂一=日本一のピアニスト!」
と断言するマスター。
かの"岐阜のおっちゃん"にぜひ、
この店で桂一のピアノを聴いて欲しい。
マスターと意気投合すること、
間違いナシである。
(注:岐阜のおっちゃん=知る人ぞ知る有名人。
 不肖アタクシと光栄にも音楽的嗜好が
 かぶりまくりの熱烈ジャズファン。)


今宵の演奏は、
1st、 2nd 共にスタンダード中心。
ボサノヴァなども取り入れ、
ソリッドな音質が「売り」の彼にしては、
珍しく「しっとり」系の仕上がり。
ペダルを踏む回数も多め。
だが、そこは吉田桂一。
絶対に音が濁ることはない。
この店でLIVEを聴いていると、
不思議に「帰ってきた」気持ちになる私。
今後も要注目のLIVEが目白押し。
近々また「帰る」よ。
(画像はチップイン店内。)