大野雄二トリオ+1,070331

jazzydays2007-04-01

隔月1回の大野トリオ+1@鎌倉ダフネ。
パーソネルは。
ピアノ、大野雄二。
ベース、俵山昌之。
ドラムス、村田憲一郎。
パーカッション、横山達治


3月末日をもって、
この面々によるLIVEは最後となる。
とは言っても、
特別な「感傷」も「セレモニー」も
MCでの説明も皆無。
そんなモノがあったんじゃ、
聞いてる側が気色悪い。
ヨソの土地では、どうだか知らんが。
ここダフネにおいては。
ドラマーが来月から変わることすら
知らない客が少なくないんだよ。


要は。
その日、そこにあるのが
聴くに値する音楽かどうか。

もちろん。
演奏はふだんと何ら変わるところなく、
クオリティ、熱気ともに
申し分ない疾走感。
当夜も出たっ!
大野氏の必殺・肘弾き!


ドラマー村田憲一郎については、
これまで数多く語ってきたので
あらためて繰り返さない。
私自身は、
大野トリオ以外で、
近年、彼の演奏に最も多く
接してきた聴衆の一人だと自負している。
ゆえに。
今後も何ら変わることなく、
彼を聴き続けるだろう。


休憩時間には、
いつも隣り合わせるカップルと
「アナログレコードのカビ話!」で
異常に盛り上がってしまった。
あまりに楽しすぎ、笑いすぎて、
涙が出るほど。
同じ音楽を愛する人たちと、
同じ話題で笑い合えるのは、
孤独な不肖アタクシにとって、
大きな幸せである。


決して絶好調とは言えぬ
昨日からのマイ・コンディションを
知ってか知らずか、
横山氏が何度も声をかけてくれた。
「どうしたの? 元気ないんじゃない?」
「いつもみたいに威勢がよくないね」
毎度毎度、判で押したような
cold joke(=翻訳不要ですな)
連発の横山氏だけど、
とってもとっても「気配り」の人。
「ひょっとして演奏がマズかった?」
いやいや、めっそうもない!
御心配いただいちゃって、
申し訳ありませぬ。
ポワ〜っ
心にオレンジ色の明りが
灯ったみたいにうれしいよ。


さて、次回からは。
これまた我がハートを
つかんで離さぬ絶倫ドラマー、
「エト〜っ!」こと江藤良人がレギュラー。
どんな化学反応が起きるやら?
手ぐすね引いて待ってるよん。


画像は恒例、食品サンプル・シリーズ。
計らずも(?)
パーカッショニスト
見抜かれてしまった
当夜のマイ精神状態。
題して「中途半端浮きロンリー・ソフト」。