鈴木央紹3,070323

jazzydays2007-03-23

馬車道は上町63にて、
鈴木央紹トリオ。
パーソネルは。
テナーサックス、
鈴木央紹(すずき・ひさつぐ)。
ベース、
高道晴久。
ドラムス、
海野俊輔(うみの・しゅんすけ)。


この凄腕3人衆の
顔合わせは約半年ぶり。
今回も、またまたブッチ切ってくれました。
個々のプレイが
あまりと言えばあまりに
質が高すぎ、
飲もうにも飲めん。
正気を保ってないと
もったいなくて、
とてもじゃないが、
酒なんぞに酔えん。
もちろん、音楽には
しっかり酔ったぞ。


今や。
すっかり我が心を
つかんで離さぬ鈴木氏のテナー。
まさに「たたみかけてくる」
sheets of sound。
高音・低音を軽々と跳躍する瞬発力。
前者は時にアルト?ソプラノ?と
聴きまごうほどのツヤめき。


高道氏のベースは、
もはやリズムを刻む楽器としての
範疇を大幅に逸脱。
メロディを歌いまくる
スーパー・リード・ベース!


そして海野氏の
若々しく、
みずみずしく、
力強いドラミング。
本来、決して派手な
役どころではないはずの
ブラシワークやマレット使いに
こんなにワクワク心を躍らされる
ドラマーも、ちょっといない。
演奏に接するたびに、
進化を遂げていく彼。
この人をもっともっと
聴いてみたいぞ!
が、しかし.....。
これ以上「寵愛する王子」が
増えちまったら身の破滅。
ううううう。
悩む。
深く深く悩む。


曲目はスタンダード中心。
「次、何やろか?」
ってな感じで、
パパッと決定、
ズバッと開始。
変幻自在、大胆不敵なアレンジ。
時折、ちょこっと顔を
のぞかせるフレーズで、
「ああ、あの曲だな」と
かろうじて察しがつく。
あっという間の2時間。
あああ、楽しかった。
はふ〜、おなかいっぱい。
ごち。


さて。
LIVE後にマスターと私との
驚くべき共通点が発見された。
彼とは初対面から、
ただならぬ縁を感じておったのだが。
いやはや。
ココまでとはねえ。
それと。
カウンターに陣取る常連客のみで、
あるサークルがひそかに結成された。
その名も「Circle of Dead Words」。
死語の輪
死後の話ではありませぬ。
念のため。
詳細に御興味おありの方は、
神奈川近郊のジャズクラブにて、
当・不良熟女をお見かけの際、
おたずね下さいまし。


拾いモノの画像は
ゴジラモスラ・フライ」。
謎が深すぎる。
あんまり食べたいと思わねーな。