チラシ=新聞の折り込み広告。
広告主が「売る気満々」の
水曜・土曜に配られる量は、
思わず絶句するほど。
ドラ焼きの皮(=新聞本体)より、
アンコ(=チラシ)が多い!
我が家のちっちゃな郵便ポストを
破壊しそうな勢い。
さほど甘党ではない私だが、
この「アンコ」には目がない。
皮は残しても、
アンコだけは欠かさず食っちゃう。
食わずにいられんのよ。
結果。
皮ばっかり、どんどんたまっていく。
たまるのが金ならウレシイが。
日々、未読の新聞の山が
築かれるというワケだよ。
近所のスーパーや商店街の
お買い得情報を入手するのみならず、
現時点では何ら必要のない
不動産とか、ジュエリーとか、
家具とか、学習塾とかの広告類まで、
何故かチェックしちまう。
我ながら偏執的。
そんなチラシ好きの御同輩(いるのか?)に、
ピッタリの本がございますのよ。
『チラシで読む日本経済』(光文社新書)。
毎日、何気なく目を通しているチラシの
裏側が大変わかりやすく説明されてて、
目からウロコ。
- 作者: 澤田求,鈴木隆祐
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2001/10
- メディア: 新書
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以前、知人の新聞販売店を
社会見学させてもらったことがある。
チラシの折り込みマシンや、
雨の日対策のビニール・パッキング・マシン、
そしてタケノコ巻きのお作法まで
(駅売店で新聞を筒状に陳列してるアレね)、
クラクラ恍惚としちゃうほど
面白く、ためになる現場作業を
超・早ワザで続々と披露してくれたっけ。
あ、そうだ。
御興味ある方は(いるのか?)
日本新聞博物館(@横浜情報文化センター)
に行くとイイよ。
http://www.pressnet.or.jp/newspark/
新聞が読者の手元に到達するまでに、
気の遠くなるような手間ヒマが
かかってることが、よっく理解できる。
しばらく寄ってないから、
今もやってるかどうか不明なんだが。
以前はジャズの名曲、
「降っても晴れても〜Come Rain or Come Shine〜」
をBGMに、日本各地の新聞販売店および、
新聞配達をする人々の模様が
ビデオ放映されててさ、
コレが実にグッと、ジーンとくるの。
雨の日も、
風の日も、
雪の日も。
人の手から、人の手へと。
この博物館がオープン当初なんか、
このビデオ見たさに、
4回も立て続けに行っちゃったもんね。
気分的に「落ちてる」時、
すごく元気をもらえたんだよ。
また見たいな。
ちなみに、この博物館。
元は横浜商工奨励館。
http://www4.cds.ne.jp/~tanabe/detail.cgi?shorei
レトロな外装・内装も素敵だし、
2階のカフェがアタクシ、大のお気に入り。
あ、いけね。
この店、あんまり教えたくなかったんだがな。
まっいっか。
観光客で、ごった返すような日にゃ、
絶対、行かないしな。