アンコなチラシ

jazzydays2007-03-08

チラシ=新聞の折り込み広告。
広告主が「売る気満々」の
水曜・土曜に配られる量は、
思わず絶句するほど。
ドラ焼きの(=新聞本体)より、
アンコ(=チラシ)が多い!
我が家のちっちゃな郵便ポストを
破壊しそうな勢い。


さほど甘党ではない私だが、
この「アンコ」には目がない。
皮は残しても、
アンコだけは欠かさず食っちゃう。
食わずにいられんのよ。
結果。
皮ばっかり、どんどんたまっていく。
たまるのが金ならウレシイが。
日々、未読の新聞の山が
築かれるというワケだよ。


近所のスーパーや商店街の
お買い得情報を入手するのみならず、
現時点では何ら必要のない
不動産とか、ジュエリーとか、
家具とか、学習塾とかの広告類まで、
何故かチェックしちまう。
我ながら偏執的。


そんなチラシ好きの御同輩(いるのか?)に、
ピッタリの本がございますのよ。
『チラシで読む日本経済』(光文社新書)。
毎日、何気なく目を通しているチラシの
裏側が大変わかりやすく説明されてて、
目からウロコ。


チラシで読む日本経済 (光文社新書)

チラシで読む日本経済 (光文社新書)


以前、知人の新聞販売店
社会見学させてもらったことがある。
チラシの折り込みマシンや、
雨の日対策のビニール・パッキング・マシン、
そしてタケノコ巻きのお作法まで
(駅売店で新聞を筒状に陳列してるアレね)、
ラク恍惚としちゃうほど
面白く、ためになる現場作業を
超・早ワザで続々と披露してくれたっけ。


あ、そうだ。
御興味ある方は(いるのか?)
日本新聞博物館(@横浜情報文化センター)
に行くとイイよ。
http://www.pressnet.or.jp/newspark/
新聞が読者の手元に到達するまでに、
気の遠くなるような手間ヒマが
かかってることが、よっく理解できる。


しばらく寄ってないから、
今もやってるかどうか不明なんだが。
以前はジャズの名曲、
「降っても晴れても〜Come Rain or Come Shine〜」
をBGMに、日本各地の新聞販売店および、
新聞配達をする人々の模様が
ビデオ放映されててさ、
コレが実にグッと、ジーンとくるの。
雨の日も、
風の日も、
雪の日も。
人の手から、人の手へと。


この博物館がオープン当初なんか、
このビデオ見たさに、
4回も立て続けに行っちゃったもんね。
気分的に「落ちてる」時、
すごく元気をもらえたんだよ。
また見たいな。
ちなみに、この博物館。
元は横浜商工奨励館。
http://www4.cds.ne.jp/~tanabe/detail.cgi?shorei
レトロな外装・内装も素敵だし、
2階のカフェがアタクシ、大のお気に入り。


あ、いけね。
この店、あんまり教えたくなかったんだがな。
まっいっか。
観光客で、ごった返すような日にゃ、
絶対、行かないしな。