What’s Up?

jazzydays2007-02-08

本日のタイトルを関西弁に訳すと、
「まいど」
「最近どない?」

といったニュアンスだそうな。


私がここ数年来、LIVEを
追い続けてきた
ベーシスト兼コンポーザー、
増原巖(ますはら・いわお)率いる
クインテットの名が、
その What's Up? 。
リーダーが不惑を迎える本年、
記念すべきメジャー・デビュー・アルバムが
ついに登場した。


パーソネルは。
ベース、増原巖。
トランペット、田中洋一。
テナーサックス、河村英樹。
ピアノ、堀秀彰。
ドラムス、安藤正則。


Music Is Real.

Music Is Real.


今を去ること7年前、
現在とは若干異なるパーソネルで
自主制作CDがリリースされており、
私はそれを何十回、いや何百回、
繰り返し聴いたことだろう。


ベーシスト増原巖との初遭遇は、
かれこれ4年ほど前になる。
詳細はコチラを。↓
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060630
あの時の衝撃と感銘は、
いまだに色褪せていない。


今回のアルバムに収録された曲たちは、
彼らのファンなら、すでに耳になじんだものばかり。
初めて聴く人にとっても、
その耳に残るメロディーラインと
熱いスピリットに必ずや魅了されるはず。
だって、この私がそうだったもの。
保証するぜ。


ただ、スタジオ録音という性質上、
LIVEに比較すると、どうしてもコギレイに
まとまっちゃった感があるのは、やむを得ん。
彼らの真骨頂はLIVEにアリ。
その点はリーダー増原自身が、重々承知している。
以下、彼の手によるライナーノーツより。


≪このアルバムを聴いて WHAT'S UP? に
 興味を持ってくださった方々には、
 是非ともライブに足を運んでいただけるよう切望します。
 ここに表現されているものは僕らの音楽の半分。
 残りの半分、ライブでしか伝えられない部分を
 是非とも体験して欲しいと願っています。
     (中略)
 月に何度かライブを見に行くという習慣が
 音楽ファンの間に定着すればいいなぁと
 常日頃から考えています。
     (中略)
 フェイス・トゥ・フェイスで発信する音楽の
 肌触りを楽しんでいただけたら嬉しいです。≫


コレ以上、つけ足すことはナニもないでしょ。
アタシが言いたいことは、ただ一つ。
聴け!