福田重男トリオ, 061106

南青山は Body & Soul にて福田重男トリオ。
今宵のパーソネルはスペシャル!
リーダー=ピアニスト、福田重男。
ベーシストは以前、レギュラーメンバーとして
たびたび共演していた私の大好きな小杉敏。
そして、ドラマーは私を jazz live の現場へと
引きずり込んだ張本人、広瀬潤次。


この3人が揃うからには、
マジックが起きないはずがない。
のっけから、ものすごいグルーブ!
福田トリオは、これまで何度も聴いているが、
今夜はあまりにもハイクオリティ。
何なのさ。コレは。
許さないわよ。
今まで、このメンツでやらなかったこと自体。


ジャズって、つくづく化学反応
同じ曲を、同じメンツで演奏したって、
毎回、味わいは異なるし。
ましてや。
違う顔ぶれで演って、
それがまんまと、うまくいった日にゃ。
目もくらむほどの輝かしい魔法が立ち現れる!
ちょうど、今夜のようにね。


今日は亡兄の命日。
Body & Soul の名バーテンダー
Y氏の手にかかると、どんなドリンクも、
たちまち天上界の味わいと
化してしまうのが常なのだが。
今夜の締めくくりは Bloody Mary、と
最初から決めていた。
その一杯で、一度も会うことがなかった兄を偲ぶ。
おかげさまで。
今夜は、よく眠れそうだよ。