ヘアカット@元町

2ヶ月以上、伸ばしっぱなしの髪が
少々ウザくなってきたので、
20年来、世話になってる美容師さんの店へ。
長いつき合いだから、ホントに気楽。
細かい注文なんかしなくたってOK。
バカ話・ヨタ話をしながら、
ちゃーんと私好みの形に仕上げてくれる。
面と向かって言うのは照れるけど、
いつもありがとね、タカシさん。


世の中には、自分に合う美容師を求めて、
次から次へと美容院を
渡り歩く人たちがいるようだが、
まことにもってお気の毒である。


私にタカシさんを紹介してくれたのは、
元・某R&B集団のメンバーで、
メジャー・デビューの経験も持つN氏。
現在はタカシさんの店のすぐ近くで、
居心地のいいバーを営んでいる。


彼は、かつて元町裏通りの
小さなブティックで働いていた。
今はなき伝説のその店「C」では、
オーナーデザイナー自らの手による
シルク・シャンタン生地の
コンポラ・スーツや、ズート・スーツ等、
50〜60年代不良チックな服を扱っていた。


もちろんメンズ・オンリー。
なのに、女の私がどうして店に出入りしていたのか。
理由は。
たまたま店の前を通りかかったら、
ショーウインドウに私が当時ハマっていた
M-BANDのポスターが貼ってあったんだよ。
(このバンドについては↓を参照)
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060327


たびたび店に遊びに行くうち、
私が勤めていたシルクスカーフ輸出会社の
B品を置かせてもらうようになった。
N氏がR&Bや50's Rock'n'Roll 好きの仲間たちと、
毎晩、山下公園でダンスやパフォーマンスの
練習をしていることも知った。
で。元々、文章を書くのが好きだった私。
彼らのテーマソングを含む、
いろんな歌詞を提供させてもらったっけ。


あれれ。
今日は追憶に浸るつもりじゃなかったのに、
書いてたら、どんどん記憶が蘇ってきちまった。
レトロな話は、ここらで店じまい。
ついでながら、N氏のバーは"レトロ・カフェ"という。
気になる人は探してみなさい。


さて。
本日はディ○ク・ユニオンとブ○ク・オフにて、
本・CDを大処分。大量に持ち込んだ割には、
大した金額にならなかったけど、
気分はスッキリ。
遅めの昼飯を食うべく、
関内ホール向かいの中華料理店に入り、
迷うことなく角煮ラーメンを注文。


と、隣席の紳士がチラチラ何度もこちらを見ている。
何だろう?と思って、振り向けば。
KAMOMEのオーナーでありましたとさ。
なあんだ。声かけてよ。
内心、ナンパかと思ったのに。
見たわね。
ド派手なジミヘンTシャツ姿で、
恥も外聞もなく、
私が豚角煮にかぶりついてるサマを。