岡淳コンボ@Musa

私の大好きなテナーサックス奏者、
岡淳(おか・まこと)。
今日は彼が率いるカルテット、
名づけて"岡淳ジャズコンボ"が
ミューザ川崎シンフォニーホールにて、
ランチタイム・コンサートを行った。
キャパ約2000名の大ホール、
1Fフロアがほぼ満杯。
うれしいぜ。
岡氏の親類縁者でもない私が、
何だかとっても誇らしい気分。


パーソネルは。
テナーサックス&フルート、岡淳。
ピアノ、吉岡秀晃。
ベース、吉岡伊沙生(よしおか・いさむ)。
ドラムス、広瀬潤次。


あのヒロリンと岡氏が共演するだけでも、
うれしくって仕方ないのに、
このLIVE、何と入場料=500円也。
まあ、約1時間程度の短い演奏とは言え、
このメンツ、このハコ、このクオリティ。
ありがとうありがとう
川崎市文化財団サマ。


曲目は客層(シルバーエイジ多め)も考慮してか、
スタンダード・オンリー。
ココで岡氏の名(迷)オリジナル、
「パンチパーマちりちり」を演ったら、
さぞや盛り上がるだろうに.....。
などと、内心ニヤニヤする私。


今日みたいな晴れがましいシチュエーション、
ひょっとして。
スーツ姿で登場するのか? と
ひそかに予想していたのだが、
あにはからんや
洗いざらしのシャツにジーンズという、
思いっきりいつも通りの岡氏であった。
かわりに他の3名は全員スーツ!
わははははははははは。


演奏もリラックスしたイイ味わい。
でも、ほんの一瞬だけ、彼が感極まった表情を
垣間見せたのを見逃さなかったわよ。
今日、私が初めて目にした黄金色の
アルトフルートもまぶしく輝いてた。
ヒロリンのドラムソロもスパークしてた。
短かいLIVEだったけど濃かった。


隣席の60代とおぼしき女性が
非常に彼らの演奏を
気に入った様子だったので、
思わず、
「今度SAXOPHOBIAのLIVEに御一緒しません?」
とナンパしちまったよ。
彼女、マジで乗り気でした。
やったぜ。


帰りにホール内の売店に立ち寄ったら、
いきなりジミ・ヘンドリックス
ポストカードと目が合った。
何故に君は、こんな場所まで私をつけ回すのかね。
昨晩はKAMOMEでイズミのギターの裏側に、
ステッカーの形で隠れてただろ!
当然。
そのポストカード、家に連れ帰りましたわよ。
クラシックのホールで、
ジャズの演奏を聴き、
ロックな絵葉書を土産に買う。

完璧だ。
完璧すぎる。


さて、川崎に来たからには。
私の足は自然と銀柳街へ向かうのである。
ラゾーナ? アゼリア? ラ・チッタデッラ
ちっちっちっ。
バカ言っちゃいけませんや。
あんなピカピカ・キラキラ・クリーンな
ショッピング・モールたちに用はねえ。
お買い物@川崎は銀柳街だよ。
ぎんりゅうがい。
どんな場所?
行けばわかります。