True Blue

久々にガツーンと来たぜヤツが。
夕方5時まで寝床で緊縛プレイ状態。
飲まず食わず。トイレにも行けず。
薬を飲むために起き上がることもできん。
思い当たるフシは?
これといってナシ。
LIVEにも3夜続けて出かけてないし、
酒も飲んでない。
もしかしたら。
それが原因なのか?
いやいや。
最近めっきり脆弱だからね。
体力的にも涙腺もね。
あんまり暴走しないようにしてんの。


こんな日の友はティナだろう。
ティナ・ターナーではありませぬ。
ティナ・ブルックス
初めて彼の名を知った時は、
「どうせ女だろ」と決めつけて、
なかなか聴く気がしなかった。
それがねぇ。
フタを開けたら(無論、男だと判明した後)、
これぞマイ・ナンバーワン・テナー!
の地位をやすやすと獲得しちゃったじゃないの。


こういう哀愁を帯びた音色とメロディ、
ソニー・クラークと並んで、
本国であんまりウケなかったのは
よく理解できる。
何せアメリカって国は。
リュック・ベッソン監督の
フランス映画『グラン・ブルー』初封切時、
主人公が海から還って来る(!)エンディングに
変えちまった単細胞らしいから。
ティナの代表作と言えばコレ。


トゥルー・ブルー

トゥルー・ブルー


グラン・ブルー』は元々『グレート・ブルー』
というタイトルで日本公開された。
その後、ノーカット完全版が封切られ
(渋谷だったか? わざわざ見に出かけたぜ)、
現行のタイトルが定着することとなった。
アメリカ版は『The Big Blue』。
「ビッグ」という名詞がいかにもヤンキー的。
リュック・ベッソン作品は初期が命。
ハリウッドと関わるようになってから、
ヤツはダメになった。


グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 [DVD]

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トゥルー・ブルーにグラン・ブルー
本日を形容する色はまさしくブルー。