8月ってのは、広島・長崎・終戦・旧盆が
ひとかたまりに訪れる、いわば慰霊の月。
今日の蒸し暑さはひとしおだったが、
去年の今頃もそうだった。
正直言って、この時期の冠婚葬祭は大迷惑。
当事者たちには申し訳ないが。
極暑の中、正装と礼儀正しさを要求される
セレモニーが相次ぐと、
心身共に疲労困憊させられるんだよ。
事実、今日もセレモニー続きのおかげで
ダウンした身内の病院通いに付き添ったばかり。
この私だって元気ハツラツ！ってワケじゃないのよ。
夜になっても、空気はサウナ状態。
ただでさえ汗っかきの私を、これ以上、
雑巾よろしく絞らんでくれたまえ。
だから。お願い。
極力、やめてね。
真夏に祝言を挙げたり、あの世に旅立つのは。
さて。ハードな一日の"お口直し"に、
私が愛してやまぬピアニスト、
大野雄二率いるLupitic Five（ルパンティック・ファイブ）の
LIVE映像をパソコンテレビGyaO（ギャオ）にて視聴。
http://www.gyao.jp/music/lupin/
あああああ。
やっぱり、つくづく豪華なバンドだわ。
5月にLIVEを体験した時の興奮が甦り、
PCの前で一人、声援を飛ばし、拍手しまくり。
誰かが見てたら、さぞや不気味な光景でしょうな。
パーソネルは。
ピアノ＆フェンダー・ローズ、大野雄二。
トランペット、松島啓之。
テナー＆ソプラノサックス、鈴木央紹（すずき・ひさつぐ）。
ギター、和泉聡志。
ベース、俵山昌之。
ドラムス、江藤良人。
まるで私のために（？）
結成されたかのような夢の顔ぶれ。
またぜひ、間近でLIVEを体験したいものだ。
今回、改めて聴き直してみて。
鈴木氏、実にいい音色だなあ。
つややかで伸び伸びしてて。
狂気の毒素もチラリと垣間見えて。
惚れ惚れするぜ。
しばしば近場で演奏してるから、
聴きに行きたいけど、ハマるのがコワイ。
（絶対にハマってしまう確信がある。）
私も人の子、人生の持ち時間は
限られておりますからねぇ。
寵愛できる王子の数にも
限りがありますからねぇ。
うーむ。
悩む悩む悩む。困る困る困る。
