鈴木道子4, 060806

私が現時点で最も愛する女性シンガー、
鈴木道子@鎌倉ダフネ。
彼女の心揺さぶるソウルフルな歌声の
バックをつとめるミュージシャンたちを
単なる「歌伴」とは呼びがたい。
彼女の声は類まれな楽器なのだから。
ここは。あえて鈴木道子カルテットと呼ばせてもらおう。
パーソネルは。
ヴォーカル、鈴木道子。
ピアノ、吉田桂一。
ベース、小杉敏。
ドラムス、村田憲一郎。


あああああ。どうして?
このバンドになると、いきなり、
インストの3人に魔法がかかる。
もちろん。
彼らはそれぞれにベテランであり、
さまざまなアーティストとの共演経験も豊富であり、
私は彼ら1人1人を過去何回もLIVEで聴いたことがある。
「押す」「引く」の計算がトコトンできるツワモノばかり。
が。道子が歌い始めると。
そのベテラン勢が、
熱く熱く走って走って走りまくるのだ。


ノリのいい曲では、ヘビメタ同様、
ヘッドバンギングさせられるし。
しっとりした曲では、涙はらはら。
なのに。
今宵も客数は少なめ。
惜しい惜しい惜しい。


いわゆるジャズ名盤オタクの皆々様へ。
寺山修司の名言をもじって叫ぶぜ。
CDを捨てよ、町へ出よう!




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