吉田桂一トリオ,060805

中央林間は"チップイン"にて吉田桂一トリオ。
パーソネルは。
不動のレギュラーメンバー
ピアノ、吉田桂一。
ベース、佐々木悌二。
ドラムス、渡辺文男。


閑散としていた先日の@ダフネと
異なり、店内はほぼ満席。
この店でのレギュラーライブが
近隣のジャズファンに
定着していることを、あらためて実感。
リーダー吉田が演奏中に
浮かべる表情も実に生き生きと楽しそう。
彼の持ち味である、切れ味鋭い
ソリッド&タイトな演奏が冴える冴える!
これぞ、マイク・モラスキー言うところの
「Call & Response!」の理想形だろう。
詳細はこちらにて。↓
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060709


思うに。
ジャズのLIVEに足を運ぶ人種には、
大きく分けて2通りある気がする。
1つめは当然、演奏者のファン、
もしくは初めてLIVEに接するにしても、
「この人を聴いてみたい!」
というモチベーションあって
ジャズクラブを訪れる人間。


2つ目は、ジャズクラブ自体のファン。
これまで名前すら聞いたことがない
演奏者のLIVEであろうと、
「この店が選ぶからには!」
という信頼&確信のもとに足を運ぶ、いわば店の常連たち。


3つ目があるとすれば。
たまたま店になだれ込んできた酔客。
それでも、ソイツがその夜のLIVEに深く心動かされ、
リピーターとなる日が来るやもしれぬ。


今宵、訪れた"チップイン"や、
大森の"佐和"は2つ目に属する。
事実、私は"チップイン"で、どれほど多くの
名演、名アーティストに遭遇できたことだろう。
心底ありがたい。
お世辞でも何でもないよ、マスター。