吉田桂一トリオ@ダフネ

今宵は。
地獄の悩みを抱えておった不肖アタクシ。
なぜなら。
我が愛する王子たちが、何をどう血迷ったか、
同じ日に、てんでんばらばらな場所でLIVEを行うから。
  ↓
堀秀彰トリオ@上町63
吉田桂一トリオ@ダフネ
椎名豊グループ(含・広瀬潤次)@BarBarBar
大野雄二トリオ@NARU


誰かの陰謀かよ。
直前まで、悩みに悩みまくったアタクシ。


本日は身体的、精神的に、やや疲れ気味。
結局、大船でクイックマッサージ15分を
受けた後、一番近い鎌倉はダフネへと足を運んだ。
パーソネルは。
ピアノ、吉田桂一。
ベース、佐々木悌二。
ドラムス、渡辺文男。
という、極上のアンサンブル。
が。少なすぎる聴衆!
って。同じフレーズを
先日、書いたばかりじゃん?>自分。
とにかく。
こんな素晴らしいLIVEを少数の客で
独占するのは、もったいないんだよ。


あのなぁ。皆さん。
御自宅に、どれほど破天荒なオーディオ・システムを
お持ちであろうと、そうでなかろうと。
ジャズはナマを聴いてこそジャズなんだよ。
死んじゃった有名ジャズメンの
古い古い演奏の録音を、
ありがたがって、何度も何度も繰り返し
聴いてどうするよ。
本人だって、アンタほど何度も聴いちゃいねぇぜ。


ジャズ=ナマモノ。
同じ時代の、同じ空気を吸っている、
同じ国のミュージシャンを
今、ここで、聴かなくて、どうするよ!
てなわけで。
少ない聴衆にもかかわらず、
今宵の吉田桂一トリオは極上でありました。