野郎の音楽

久しぶりにARAMAKI BANDのLIVEへ。
荒々しく、狂おしく、骨太で熱い情念に満ちた
美しくも狂暴な「野郎の音楽」ここにあり。
とにかくこのバンド、1曲が長い。
ゆうに20分を超えるなんてザラ。
なのに、人一倍短気を自認する自分が
それをちっとも苦に感じないのが不思議だ。
聴いている間、ずっと気持ちが走り続けている。
昂ぶり続けている。じっと座っていられない。
前のめりになって、ひたすら放出される音の洪水を
全身に浴びる浴びる浴びる。
プリミティブでアグレッシブ、
それでいて、とてつもなくセンシティブ。
あんな激しい音楽でどうして泣けるのだろう。
これってジャズ?ロック?それとも別種の何か?
そんなジャンル分けはどうでもよくなってくる。
かつてパンクのLIVEで、汗みずくになりながら、
こぶしを天に向けて突き上げていた感覚をふと思い出す。
また一緒に走りに行くぜ。