リユニオン

jazzydays2018-07-12

我が最愛のピアニスト、
吉田桂一めでたく復帰。
久々のリーダーライブを
聴くべく吉祥寺は
サムタイムへと向かう。
パヨクの聖地、
中央線沿線は
虫酸が走るほど
嫌いなんだが仕方ねえ。
パーソネルは。
ピアノ、吉田桂一。
ベース、佐々木悌二。
ドラムス、渡辺文男。
不動のメンツ。


「おかえり」
「心配かけてごめん」
「おう心配したよ!」
やつれたな。
たった数ヶ月で。
会った瞬間そう思ったが、
もちろん言わない。
肝心なのは演奏じゃ。
ボロボロだったら
コテンパンだぜよ。


はたして。
内容は及第点どころか
入魂のベスト・パフォーマンス。
うおっしゃあ。
ファースト・ステージ終了時、
Vサインをかわす。
テイジ&フミオちゃんとは
7、8年ぶりに会ったが、
即タメグチ・トークに突入し、
空白期間を全く感じない。
もはや怒濤のジャズまみれDAYSに
戻る気力も体力もないけれど、
こういうリユニオンは
素直にうれしい。
同窓会みたいでさ。


ただねえ。
スタンダードだけじゃなく、
もっとオリジナルやんなさいよ。
リーダーライブなんだから。
酒やメシのBGMとして
聴きにくる客なんか
いないんだから。
あとね。
今年80のフミオちゃんと
いつまでやるつもり?
そろそろ後釜考えろ。


フミオちゃんは
愛すべきキャラだし、
渡辺貞夫の弟っつう
ネームバリューが
あるかもしんないけどさ、
正直ブラシワークが
過剰なんだよね。
桂一のピアノには
もっとタイトで野太く
力技系のタイコが合ってるよ。


とにかく。
トシを取れば
いろんなことがある。
何より。
ココロもカラダも衰える。
得るものより
失うものが増えていく。
同時に。
自分にとって
何が誰が大事なのか
くっきり見えてくる。
だから。
会いたい人には会っとけ。
行きたいトコには行っとけ。
多少無理しても。
Before it's too late.