さらば&ようこそ

jazzydays2018-03-15

昔々。
ネットなんざ存在しない頃。
不肖キツネにとって
海外の音楽事情
(といえばイギリス)を
知る大きな手段は
タブロイド版の音楽紙、
Melody Makerと
NME(New Musical Express)
だった。
前者はだいぶ前に消滅。
こたび後者が紙媒体からの
撤退を表明したが、
事実上の終焉と見なされている。


偏見丸出しで言いますが、
ロックの根本は
ブリティッシュ1965年が
ピーク中のピーク。
後のネオ・モッズあたりから
入った人はわかりやすかろう。
米国西海岸あたりの
チンタラ・オメデタ音楽なんざぁ、
ぜんっぜんロックじゃねえんだよ。
湿った陰りが皆無。
仲良く27歳で逝っちまった
3J(Jim, Jimi & Janis)
を除いてはな。


さようならロック。
さようならジャズ。
さようならクラシック。
音楽全般を憎むワケではない。
ただ。
それはあまりにも
心身を癒すと同時に蝕んだ。
今後。
救いがあるとすりゃあ、
昭和歌謡だろう。


さあさあ。
不肖キツネ、
もう晩年もイイとこなんだよ。
手元の書籍音源はもちろん、
皆様より多少長く生きた
時代の記憶も語り残しておきたいと
思っておりやんす。
正直。
あまりにも
あまりにも
理解されなかった
人生でした。
んでも。
残し伝えることで
無駄ではなかったと思いたい。
死んでから評価されても
ぜんっぜん嬉しくありません。
さらば。
そして。
ようこそ。