収監前夜

jazzydays2017-09-13

さーてと。
荷物は大体詰めた。
明朝、再入院。
手術内容も前回と
ほぼ同じだし、
勝手がわかってるから
さほど心配はない。
むしろ。
退院後の治療のほうが
気がかり。
まっ。
先のことを考えても
しょーがねー。
目の前のことを
ひとつひとつ
やっつけてくしかない。


しっかし。
まーた聞かれんだろな。
「ご家族は?」
入院時。
手術時。
退院時。
「来ておりません」
血縁がゼロってことはないが、
皆それぞれ自分の人生で
いっぱいいっぱい。


同様に。
不肖キツネも自分の
世話でいっぱいいっぱい。
人様の色恋話や、
家庭の事情や、
仕事の悩みなんざ、
知ったこっちゃねえ。
こちとら。
生死がかかってんだ。


今は体が動くからいいけれど、
すべてひとりでやるのは
確かにしんどい。
が。
役にも立たない亭主や
手間のかかるガキや
憎々しい姑が
いなくって本当に助かった。
死ぬ時は家族に囲まれて
眠るように、
なーんて理想だが幻想だ。
幸い。
今の病院には緩和ケア病棟がある。
職業意識あるプロの
手厚いケアに身を
ゆだねるのは悪くないよ。


前回入院時と同じく、
この日記も書けたら書きます。
Twitter(@jazzykeiko)では
何らかつぶやくと思うです。
では。
いざ。