SF伝奇ノワール

jazzydays2016-02-02

早くも明日は節分。
明後日は立春
土曜は初午じゃ。
相変わらず寒さが続くが、
陽射しは心なしか
春のエッセンスを
含みつつあるような。


寝る前に高橋克彦
読むのは危険。
ページを繰る手が止まらず、
そのまんま朝までコース。
翌日に多大なダメージとなりまする。
と。
わかっちゃいるけど、
またやっちまいましたん。


ツリー(上) (双葉文庫)

ツリー(上) (双葉文庫)

ツリー(下) (双葉文庫)

ツリー(下) (双葉文庫)


お約束の克彦節炸裂。
SF伝奇オカルト真骨頂。
ありえない展開が続々、
それでいて描写が
リアルなもんだから、
映画を見てるみたいなのよ。
おなじみ男同士の熱い絆は
香港ノワールっぽくもある。


電子書籍で買うと、
本の厚さが物理的にわからない。
かなりの長編も際限なく
読んじゃうんだよねえ。
上下2巻があっという間。


似た傾向の本ばかり読んでると、
Kindleのオススメ本紹介が
ピンポイントでツボを得てくる。
誘いに乗せられて、
何冊か試してるのが高田崇史
これまた。
オカルト歴史ミステリーの
大家っぽいです。
ただ。
蘊蓄ひけらかしが少々鼻につく。
克彦みたいな「持ってかれ」感が
ないのよねえ。
まっ。
もうちょいつき合ってみっか。