普通というシュール

jazzydays2015-11-12

だーかーらー。
通院通院なんだよ。
不肖キツネの「通常」を
根底で回してるのは。
とりあえず普通に
生活送ってるけど、
一度は拾った命なんだよ。
人生のランチタイムは
とうに過ぎた。
ティータイムくらい、
自由にさせてもらえねえ???


またもや星野智幸
作品にアタマをブン殴られる。
何たって。
会話体の文章がリアル。
あまりにリアル。
こーゆー奴ら、
どっこにでもいるよ。
それでいて。
ごくごくフツーの
光景がどんどんシュールに
ぶっ飛んでいく。
その過程&落差がたまらん。
究極。
自分とは一体全体、誰なのか。
哲学的命題をはらみつつ、
作品はあくまでエンタメSF風味。


俺俺 (新潮文庫)

俺俺 (新潮文庫)


先日、紹介した最新作「呪文」も同様。
この星野智幸なる作家、
当たりハズレは覚悟しつつも
(すでにいくつかハズした)、
吉田修一と並んでハマる
価値ありそげな予感。


呪文

呪文


基本。
活字(ネット上の情報以外)に
常日頃、接しない人間は信用しない。
リアルな新聞も本も
読まない奴らだよ。
本つったって、
ハウツー物や自己啓発系じゃねーよ。
古典や文学を読まねえ輩は
想像力が貧困。
他者の想いや立場なんざ、
まるっきり理解しねえ。
音楽?
美術?
映画?
それぞれ役割はあろう。
が。
読む行為は特別だ。
断然。