スポーツと芸術は国威発揚の
重要な手段である。
とりわけ。
冷戦下では絶大な効果を発揮し、
当時の社会主義国家は
人民のヒーローたる
ステート・アマの養成に躍起であった。
翻って。
新国立競技場の建設に
右往左往する心貧しき日本。
どうせ作るんなら、
世界の羨望を一身に集めるような、
次世代が長く誇りに感じるような、
ドエライもんを作らんかい。
それを。
屋根もナシ、冷暖房もナシだと？
ふざけんな。
万一の災害時に国民を守る
施設にするんじゃなかったのかよ。
ケチケチすんじゃねえよ。
「国立」の冠に恥じぬ国の宝を
生み出す気概はないのかよ。
1500億円と言やあ。
火力発電を2週間やめるだけで
浮く金額じゃんかよ。
もっとデッカイ視点で考えられんのか。
引き締めるところは引き締め、
使うべきところはドドーンと使う。
そーゆーダイナミックな柔軟性、
日本は決して苦手じゃないと
思うんだがな。
