アートはクラフト躑躅は髑髏

jazzydays2014-04-22

金輪際、
人の役には立たない。
つっくづく心に決めている。
ダブルBPDのワシが
生き延びるには
それしかないのよ。
何年、いや
何十年にもわたって
自腹で本を読み、
音楽を聴き、
さまざまな体験の
情報や感想を
シェアしてきたが。
見返りゼロ。
くっだらねえ。
もはや。
最小限のリンクを除いては
いちいちココに紹介しない。
ネット用語を使うなら
「ググれカス!」だわな。
もっちろん。
ググ様がこの世のすべてを
司ってるワケじゃあ
ありません。
まだ「今のところは」
直接対話型のスペース(カフェ講座)が
ありやんすが、
それにすら絶望したらば
不肖キツネ真剣にプチ隠居だす。


土曜は「ザ・ビューティフル」展
(なんてぇ安っちいタイトルじゃい!)
を丸の内は三菱一号館美術館にて鑑賞。
元々はロンドンの
ヴィクトリア&アルバート博物館の
コレクション展で、
その名も「Art For Art's Sake - The Cult of Beauty」
だったはずなんだが。
まぁ内容が同じなら、とりあえずよろしかろう。
http://mimt.jp/beautiful/index.php


先頃 見たラファエル前派展と
姉妹展ということで
割引価格にて入館。
この三菱一号館
以前、バーン=ジョーンズ展で
訪れたことがあるが、
歴史の香り高い
趣のあるスペースである。




併設のカフェは大人気で、
今回も待ち人数11番目(!)
とかで、またもや入れなんだ。
しょーがなく。
KITTEのAsahiで一人ワインをガブ飲み。




ラファエル前派展には
「チャタートン」byヘンリー・ウォリスが
出品されていたが、
事前の宣伝、前評判とも
扱いはほとんどなく、
当日、実物と対面して驚きの感涙。
これテートの至宝中の至宝なのよ。
もっと宣伝せんかい!
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20120811


アーツ&クラフツ系の展示は
ヴィクトリア&アルバート
「オハコ」。
ロンドンに行くと必ず
立ち寄らずにはいられない
ミュージアムの一つである。
日々の生活にアートを活かす試みは
バウハウス同様(毛色は異なるものの)
シンプル・斬新・躍動的という点で共通する。


本日はスミカのもとにて
アロマ・マッサージ。
画像はセラピー・ルームへの
途上に咲きまくるツツジ
そう言や。
Twitterでも書いたけど。
ツツジって漢字で書くと躑躅
何やらおどろおどろしげ。
躑躅
髑髏。
似てません?
可憐な印象の花なのに意外だわい。


※後記。
躑躅と髑髏。
躑躅という字は、毒性のあるツツジ
誤って食べてしまった羊が悶え苦しんだという
中国の故事にちなみ、その煩悶の様子を意味する
中国語の躑躅(てきちょく)に由来するとされる」
らしいです。