Message In A Bottle

jazzydays2013-07-17

何度でも
何度でも
しつっこく書く。
「本当の自分」や
「ソウルメイト」探しに
躍起となってる諸君。
んなもん、
どっこにも存在しない。
前に書いた分は
コチラ↓を参照されたい。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20130627


すぐれた絵本は
晦渋な哲学書に勝る。
子供のみならず、
大人が読んでも、
いや大人が読んでこそ
深いインパクトを持つと言えよう。
とりわけ。
シェル・シルヴァスタインの2作品。



新装 ぼくを探しに

新装 ぼくを探しに



続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い

続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い


自分の「カケラ」を求めて
あちこち彷徨せずとも、
ワシらはもとより完全なのよね。


そして。
何度読んでも
じんわり・しんみりするのが
永遠の古典と言える下記の作品たち。
特に前者は多々ある
バージョンの中でも
黒井健・作画のものが最高峰。


ごんぎつね (日本の童話名作選)

ごんぎつね (日本の童話名作選)


100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)


今や。
全然ロケンローじゃなくなっちまった
スティングにも
輝かしいポリス時代があり、
数々の名曲が生み出された。
中でも。
コレ↓は歌詞が秀逸である。



無人島から助けを求めて
瓶に詰めたメッセージを
大海に流す漂流者。
1年たっても何ら反応は返ってこない。
だが。
ある日のこと。
おびただしい数の瓶が
海辺に打ち上げられているではないか!
......


この曲(邦題「孤独のメッセージ」)が
発表されてから30有余年。
ネット環境さえあれば、
個人が発したメッセージは
SNSを通じて即、
世界につながることが
可能である。
だからと言って。
孤独の質が変わったワケではないだろう。



右上画像は上記の曲に
もとづいたボトル型の絵本。
入手困難となって久しい
コレクターズアイテムだ。
我が家のどこかに
埋もれているはずなのだが、
もう何十年も発掘されずに
眠ったままである。