君待ち給ふこと勿れ

jazzydays2012-06-25

待つな。
今やれ。
「いつか」
「今度」
「また」
は永遠に来ねえのよ。
思うに。
「待たない」と
決めてからこのかた。
ナマ音楽の現場に
立ち会うことを捨てたのだった。


「私、人を待たせるのが好きよ。
 だって今まで誰も私のことを
 待ってくれなかったんですもの。」


マリリン・モンロー(双子座)の名言。
さしもの不良ギツネも一応、
人を待たせるのは気がとがめる。
ただ。
この言葉の裏にひそむ
深いキズが
我が肌にもズキズキ
痛むのじゃ。


三島由紀夫太宰治
「私は太宰さんの文学が嫌いなんです」
と面と向かって言った、
というのは有名な話だ。
が。
それに対する太宰の返答を
伝える伝説には
幾種類ものバージョンがあり、
確定していない。
とりあえず。
太宰と同じく双子座の
不肖おキツネ超訳で行ってみよう。


「はああ?
 うっせーな。
 ぢゃあ来んな青二才!
 と言いたいところだけど。
 もう来ちゃってんだから
 キミの本心ミエミエだもんね〜。
 本当は自分に似てて似てて
 ボクが好きで好きで
 たまんないんっしょ。
 うふふのふ。」


いっくら本を読んだって。
それをテメエで
噛み砕き、
消化し、
時には生き延びるカロリーとし、
時には吐き戻し、
文字通り血肉でもって
対峙しないことには
単に新聞雑誌や
ネット上の情報を
読み飛ばすのと変わらん。
あっもちろん。
ワシの言う「本」とは
そこいらに氾濫する
チープなビジネス本やスピ本は
一切含みません。


究極の「ハウツー」は
経験・咀嚼・模索・思考の後に
体得される。
(注: 経験は必ずしも必須事項ではない。)
思考して
思考して
思考して
思考しつめた先に
ふっと垣間見える
広々と清々しい地平線。


最近「あっち」からの
強引な(?)モーションにより、
あらためて三島をキチッと
読み直してみっか、
などと思ったのだが。
我が伏魔殿にて
目当ての本を発掘するのは
至難のワザ。
まあよかろう。
かつて読んだ内容の大部分は
遠い記憶の彼方でも。
エッセンスが我が肺腑に
決然と残り血肉と化しているならば。


二昔も前のこと。
我がちっぽけな「転向」の入口で
毎晩毎晩、
夢に三島が現れ、
うなされたものだった。
先日。
当時のノートが出てきて、
ありゃ大いなるターニング・ポイント
だったんだわなあ、
と納得した次第。
よしんば。
チャネリング的に
彼や磯部の思いを担う役目を
負ったとしても。
それはそれ。
「すでに生きられた」
彼らの人生を
再び生きる必要はない。
不肖インディー巫女、
まだまだまだまだ
やることがたっくさん
ありますぞえ。
で。
冒頭に戻る。
急げ。
走れ。
待つな。
Now's the time.


画像はファミレスで
よく遭遇する我が敵。
他にも。
生トマト(ソースorジュースは好物)、
茹でキャベツ(生or炒めはOK)、
ミズナ、
キュウリ、
モヤシ、
セロリ、
シソ、
ミツバ、
セリ、
ミョウガ
ナバナ、
スナップエンドウ
サヤエンドウ、
チンゲンサイ
ゴーヤ、
等々は外交儀礼上、
やむを得ん場合を除いて
口にしたくないでありんす。
書いてるだけで
ゲンナリしてきた(阿呆)。