王子ホスピタリティ

jazzydays2012-03-01

2日ほどPCを開けずにいたら
いつの間にか当ブログ、
800,000ページビューを
通過しておりました。
日頃の御愛読、
まことにありがとうございます。
で?
お祝いは?
当然期待していいよねえ。


デイビー・ジョーンズ逝く。
享年66歳。
たどたどしい、とすら
言えるキュートな歌声と
モンキーズの他メンバーとは
完全なる一線を画した
イギリス英語発音は
最初っから最後まで
彼のチャームポイントで
あり続けた。
まさかの急逝。
合掌、の言葉も出ない。
慟哭。


相変わらず地震が多発している。
何度も繰り返すが、
亡国売国民主政権が
続く限り八百万神々の
怒りは決して
鎮まることがないだろう。
とりわけ。
このたび福島原発民間事故調
激しく糾弾された
前総理(名前を書くだにおぞましい)は
極刑にされて当然、
どころか一回死んだぐらいじゃ
全くもって不十分。
未来永劫一族郎党地獄の業火に
焼かれ苛まれ続けるべし。


話は変わり。
基本的に。
ベジなサカナが最高である。
野菜で魚?
いやあ。
単に酒の肴でございます。
不肖キツネ、
今生においては
断じてベジタリアンには
なれん(ならん!)が
さして肉食いでも
魚食いでもない。


本日、目覚めの食は
冷凍ミックスベジタブルを
レンジでチンして
バターを乗っけたのと
輪切り大根に
薄切りハムを乗っけたの。
以上2品で大満足。
それゆえ。
酒の肴も
似たようなメンツで結構。
缶トウモロコシ。
缶ヤングコーン。
塩えんどう豆。
キドニービーンズ。
むき栗。
ナッツ類。


我ながら。
あっきれるほどに
手間もカネも
かからん女だこと。
いや。
もちろん高い料理は好きだぜ!
自腹を切らんですむなら尚更。


昨日は生涯最高血圧190を
クリア、じゃねーなオーバー。
多くの方々より
「気をつけろよゴルァ!」
的な暖かきお叱りを頂戴し、
さすがに神妙になる。
コレステロールも高くないし
肝臓の値も問題なし。
血液検査結果しごく優等生。
が。
おそらく。
来週には降圧剤の
処方が変わるであろう。


さて。
王子という街に
年2回通い始めて
(稲荷詣と占術協会シンポ)
もう相当な年月が経つが、
初午・二ノ午を逃して
三ノ午にお参りしたのは
今回が初であった。
さすがに今月三度めとあって
出店の類は一切なく、
人通りもごく少なめ。
それでも。
火伏の凧を入手できれば
主目的は達成じゃ。



火伏の由緒深き王子装束稲荷神社。

関八州稲荷総元締・王子稲荷神社。


ついでながら。
上記二社は深いつながりがあり、
同じ日に凧市が催されるが
凧の図柄が大幅に異なる。
前者はキツネ。
後者は奴さん。



毎年我が家はコチラ。


さて。
王子に来たらば
必ずココに寄らずば帰れません。
北区役所近くの蕎麦処。
元々は別の老舗有名蕎麦処に
行くつもりが、
そこがあいにく(=幸い)
営業してなかったもんで
自力開拓した店なんだわよ。
味よし量よし。
あったかいホスピタリティはピカイチ。
以下、おばちゃんとの会話。


「おねえさんが
 ココに来るようになってから
 もう3年くらいかねえ。」
「いやぁもっとかなぁ。」
「初めて来た時っから
 酒が強いなぁって思ったのよぉ。」


あひゃひゃひゃ。
この日は空腹だったんで
まずはカツ丼の「上だけ」、
つまりカツ煮をもらって熱燗。



絶妙の甘辛加減だす。


「おねえさん、
 ツマミにお新香もあるよ。」
「わ〜い。お願いしやーす。」



ほどよい旨塩。たまりません。80円(涙)。


うううまい。
泣ける。
ほっかほか。
ってんで。
止まらず熱燗3本目イキます。


「何本でも飲みな。
 帰りの電車は一直線でしょ。
 寝てきゃいいじゃん。」


どうよ。
この高級クラブ顔負けの
どプロフェッショナル接客。
ちなみに。
これまで滅多にマスコミに
取り上げられなかった
この店、今月号の「散歩の達人
赤羽・十条・王子特集に
掲載されてます。
ただ。
我が最愛のおばちゃん、
取材当日はお休みだったそうで。
そりゃあ残念だったね、
と言うと。


「いやいやぁ。
 いーのよ。
 こんな顔が永久に
 残っても困りもんだしぃ。」


な、何とゆう
ラブリーな受け答え...。
さあて。
シメは王道=もり。



量たっぷり。色白シコシコ。530円(涙)。


午後遅い時間帯ならではの
エスプレッソな蕎麦湯が
またこたえられんわ。



熱々トロトロはふはふ。


酒も料理も液体物も
余さず平らげて
お腹いっぱい心ほんわか。


「ぜーんぶキレイに食べたねえ。」
「だっておいし〜んだも〜ん!
 ごちそうさまでしたあああ。」
「よかったよかった。
 気をつけて帰りなねえ。」
 

昭和30年創業。
老舗ながら気取ったところは
微塵もござんせん。
今回は頼まなかったけど
名物ボリューミーな
天もり(実物を見て驚け)、
超絶コスパ鴨せいろ(850円!)
にも落涙必至だわよ。
嗚呼。
やっぱりココは
我が種族の里じゃ。
毎年最低2回、
「行く」んじゃなくって
「帰る」ところ。
訪れてみたい?
不肖キツネと
お参り&蕎麦屋酒希望、
ってな奇特なお人は後ほど
こっそり御相談下され。
こっそり御一緒しようぞ。
うひひひひ。