天誅半世紀

jazzydays2010-10-12

朝飯も昼飯も食わず
鬱々と過ごしていたら
メール着信音。
確認するとスミカより。
ちゃんと食え、と。
何でわかるんだ!
彼女には一種サイキックな
ところがあるんだわ。
メールには
「今日はテロルの決算の日ですね」
とあった。
おお。
そうだったか!


弱冠17歳の憂国少年、
山口二矢(やまぐち・おとや)が
社会党委員長・浅沼稲次郎
暗殺した日より数えて
本日でちょうど50年。
犯行当時、山口少年が所持していたメモは
下記の通りである。


≪汝、浅沼稲次郎は日本赤化をはかっている。
 自分は、汝個人に恨みはないが、
 社会党の指導的立場にいる者としての責任と、
 訪中に際しての暴言と、
 国会乱入の直接のせん動者としての責任からして、
 汝を許しておくことはできない。
 ここに於て我、汝に対し天誅を下す。 
 皇紀二千六百二十年十月十二日  山口二矢


彼はその二十日後、獄中にて自殺。
墓所は外苑前の梅窓院にあり、
私も墓参したことがある。
事件から50年たった今。
山口が憂慮した事態が
現実化していることを
慨嘆せざるを得ない。


新装版 テロルの決算 (文春文庫)

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先ほど見つけた示唆深いブログ。↓
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1840003/
先人たちの命を賭した警告を
無にしてはならない、と
あらためて肝に銘じた一日であった。
マジでヤバイよ日本国。
皆の衆、
断固推進!霊的国防だぜ。