極私的ジャズ黄金率

jazzydays2010-05-13

明日は新月につき。
用心用心用心だよ。
天災・人災・番狂わせ。
今宵は。
横須賀線
ちょいとばかし南下。
久方ぶりに
ナマ・ジャズを聴く。
最近ワケあって
距離を置いてたんだけど。
目の前で繰り広げられる
上質な音楽は
やっぱり麻薬・媚薬。


かつては。
ジャンルを問わず。
イイ音さえ出してくれりゃあ
極悪人でも構やしねえ!
というのが持論だったのだが。
(むろん善人に越したことはない。)
自分にとって
大切であり続けるミュージシャンは
音楽性=人間性
美しく比例している。


単にイイ人などという
意味合いではない!
紡ぎ出す音楽の
一音一音、
一瞬一瞬に
タナトスが垣間見えるのだ。
つまり。
死ぬ気。
命とバーター。
今さらながら気づく
不変(普遍?)の法則。
マイ黄金率。


そりゃあ
そうかもな。
音楽ってのは
人間が奏でるんだから。
単に音の羅列を聴きたいだけならば。
何もわざわざ
出かけて行く必要はない。
家で寝っ転がって
さんざんっぱら録音を
聴いてりゃいいんだよ。


ナマを聴くのは
それがリピート不可能な
一期一会であるがゆえ。
今宵の演奏は
肌にビシバシ音符が
食い込むほどに
そいつを痛感させてくれた。
詳細後日。