アーリー老後

永遠の青年ムーンウォーカーと
旧チャーリーズ・エンジェルが
逝ったんで、
今日は多くのブログが
両人を偲ぶことだろう。
まあね。
前者については。
そうそう
長生きはしなかったであろう、と
皆さん想定内でござんしょ。
録音も舞台もゼロだった
彼の近年は。
すでに老後だったのよ。
余生だったのよ。

ここ十数年。
我が魂を揺さぶってやまぬ
クラシック演奏家の
海賊盤をしこたま買い漁ってきた。
こじんまりキレイに
まとまっちゃった
スタジオ録音より、
音質は悪くとも
気迫・情熱・臨場感あふれる
「膝上盗録」LIVEのほうが
はるかに感動を呼び起こすのだ。

でもって。
聴くヒマがないまま
後生大事に保管している
CD（多くはイリーガルCD-R）が
たまりにたまっており、
いつしかそれらを
「老後の楽しみに」と
称するようになっていた。
が！
ハタと気づけば。
その「老後」とやらに
すでに片足どころか、
両足首ぐらいは
突っ込んでるじゃんか！

うおおおお。
少女 老い易く 学 成り難し。
ええもう。
学どころか
生すらもおぼつきませぬ。
こりゃ立派に老後だわ。
余生だわ。
海賊盤以外にも。
占星術の海外稀少古書やら、
オペラの録画ビデオやら、
オトナ買いした童話全集やら、
中古B級カメラやら、
「老後」の準備は
おびただしい在庫量。

光陰 矢のごとし。
「そのうち、そのうち」
なーんて言ってる間に
いつ "アチラ" に飛んじまうかわからん。
気をひきしめて
膨大な遺産（？）に
取り組まんとな。

あと一つ。
現世に完全に
バイバイする前に。
達成すべき
マイプロジェクトがありんす。
いずれ明かしやしょう。
もうじきだよ。

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