落武者魔女ヘアー

jazzydays2009-05-13

あと10日弱で。
太陽は双子座入り。
はい。
マイ生誕記念日が来ますの。
人生イロイロでしたが。
かなり長生きしたわ。
私が生まれた年、
横浜という街は
記念すべき節目にあった。


日本全体が
活気に満ちあふれ、
人々の目が
ギラギラしていた時代。
幼少時ゆえ
当時の明確な
記憶はないものの。
我が血管には
「昭和」の熱さが
ハタ迷惑なほど
ムンムンと
燃えさかっておりやす。
今年は。
人生に一度きりの節目。


ここ数日。
蒸し暑くって。
伸ばしっぱなしの
髪がうぜぇな。
洗いっぱなしだと
クセっ毛が
広がりまくって
落武者みたいでさ。



まっ。
切らずにガマン。
でも。
長さは変えずに
シャギーを入れてもらうかな。
どうすっかな。
「このままでいいのか、
 いけないのか」
小田島訳のハムレットかよ。


ハムレット (白水Uブックス (23))

ハムレット (白水Uブックス (23))



とりあえず。
魔女は。
ババアになっても
妖気満載でなくっちゃね。
髪ってのは。
非常にシンボリックな物体だ。
心理学上では
無意識(潜在意識)の象徴であり、
丑の刻参り等、
誰かを呪詛する際に
敵の髪を手に入れるのは
当然の準備である。


昔の人は
髪に宿る霊力を
痛感してたんだよな。
だから。
「女の命」とも称された。
中学生以来。
せっかくここまで伸びたんだ。
もうちょい
放置プレイするとしよう。


さて。
今朝方も。
順調に仮死しておったら。
同業者より電話アリ。
かなり長く話し込む。
お互い弱ってる時期だけに
一致するトコロ多し。


「私たちの言葉に
 元気づけられる人が
 いるのはすごく嬉しいけど、
 実のところ。
 他ならぬ私たち自身が
 かけてもらいたい
 言葉なんだよね。」


「鈍感→鋭敏、
 というステップはありえても。
 過敏→鈍感、
 ってのは困難だよね。」


「ゼイタクは言わない。
 枯れかかってる花に水が欲しい。
 1リットルでなくていい。
 ほんの1滴でいいのにね。」


電話口で思わず涙ぐむ。
もういいよな。
結構がんばったよオレたち。
大人はやめて
子供に戻ろう。
 

以下、
簡単ながら謝辞。
ありがとね。
水を注いでくれた
Shiggy。
福禄寿。
ロン毛の貴公子。
みんな愛してやみません。
画像は本日の水がわり。