ラブユー東京リベンジ東京

「七色の虹が〜
 消〜え〜てしまったの〜
 シャボン玉のよ〜な
 あたしの涙
 あなただけが生きがいなの
 忘れ〜られ〜な〜い
 ラブユー ラブユー
 涙の東京♪」



いやぁ。
あらためて。
名曲だのう。


それはさておき。
基本的に。
生演奏を聴くためだけに
川向こうへは出向かぬ。
(=上京はせぬ。)
私にぜひとも聴かせたい
音楽があるならば。
横浜でやってくれ。
以上。


というのも。
客を客とも思わぬ
あの店この店。
そんなところに
わっざわざ
時間と交通費かけて
足を運ぶなんざ
バッカバカしくなっちゃってよ。
それだけのことよ。


ただ。
クソムカつく経営者は別として。
今もあの店に健在らしい
バーテンダー氏の
作るうまい酒と
キメ細やかな会話は
懐かしく思う。
で。
今週。
数年ぶりに
出かけてみようかと
思ったんだが。
結局。
ハネ上がった血圧のせいもあり。
行けずじまい。
まっ。
いずれ行くぜリベンジに。
覚悟しとけ。
いひひひひ。


東京、と言えば。
先日、急逝した市川準
好きな監督だった。
とりわけ。
メジャーな人気こそ
なかったものの。
クロウト衆の
圧倒的な支持を得た下記2作。



http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD27932/



http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD29779/


いずれも舞台は都内の片隅。
市井の人々の淡々とした日常。
味があるんだコレが。
気負ってなくて。
しみじみと哀愁が漂うんだ。


哀愁。
諦念。
寂寥。
そう言や。
パンクなクラシック・ヴァイオリニスト、
ナイジェル・ケネディのHPに
こんな名文句が掲げられてたな。


「Marriage is like a violin.........
 when the sweet music has gone,
 the strings are still attached.」


結婚ってのはヴァイオリンみたいなもんだ。
甘美な音楽が消え去った後も
いまだに弦だけはそこに残ってる。


齢50を超えた
パンク野郎ナイジェルの口から
飛び出した言葉だけに
含蓄がある。
他人から指摘されるまでもなく。
思いっきり少数派の不肖アタクシ。
平気な顔して
長年、家庭生活やってる
人たち(国民の大多数)は
きっと自分には思いもよらぬ
スペシャルな魔法を
使ってるに違いない、と
信じてたんだが。
なるほどな。


やっぱり。
絶対的少数派って事実を
イヤというほど再認識。
ハナっから
向いてねえし。
できっこねえし。
やる気もねえし。
このまんま
流血しつつ
青タンだらけの
人生ブッチ切るしかないわな。


本日の節酒レポート。
摂取量=安赤ワイン半本。
ボジョレー?
んなもん近所じゃ
売ってないんだよ。