プロフェッショナルさくら

jazzydays2008-05-15

横峯にあらず。
いえね、
そういう職業が
存在したら
どんなもんかなぁ、と。
ナマの音楽を聴くことは
このロクでもない
精神&肉体を
存続させる上で
必要不可欠なのは
わかりきってんだけど。


LIVE 空間に身を置く。
それは。
人と音と神と酒の交差点。
宗教的法悦にも似た、
めくるめく時間。
そのおかげで
実にさまざまな
人と知り合えたし、
この耳も確実に
研ぎ澄まされ、
肥えてきたと思う。


しかし。
その一方で。
失ったモノも数知れず。
まずは。
お金と健康。
コレがないことにはねぇ。
並の暮しは
送れませんのよ、
人間って動物は。


私が過去に接してきた
ナマの貴重な音楽体験。
クラシック、ロック、ジャズ。
分野を問わず、
それらは確かに
我がココロを潤してくれた。
だが。
悲しいことに。
フトコロとお肌は
まるっきり潤いません。


LIVE会場における
私の奇矯な振る舞いを
御覧になったことが
おありなら。
即、おわかりいただけよう。
コヤツは音楽を
貪り聴いてる。
音楽を食って生きてると。


もちろん。
つまんねぇ演奏の時は
それなりにシラケてるし、
途中退場することもあるよ。
でもね。
最近とみに感じるのよねえ。


「アタシの存在ってさぁ、
 所詮はカネを払って
 サクラやってるようなもん?」


まあな。
音楽を通じて
全くバックグラウンドの
異なる女友達に
たくさん出会えたのは幸いだった。
しかし。
ココロときめく
ロマンスの香りには
ぜーんっぜん!御縁ナシ。


クラシックの殿堂、
サントリーホールには
100回以上、
通いつめたはずだが。
ドラマチックな出会いなんぞ、
ただの一度もござんせんよ。


で。
話は冒頭に戻る。
こうなったら。
色恋は後回しで構わんので。
皆さん。
私に投資してくれない?
横浜のジャズ界を
もっともっと元気にするために。


年に一度のお祭り騒ぎ、
秋のジャズプロムナードの時だけ
どっとお客がわいてくるのに、
ふだんは閑散と
してることが少なくない
店々をどうにかしたいじゃん。


どんなに素晴らしい音楽でも、
それに耳を傾ける人間が
存在しなけりゃ、
それはもはや音楽ではない。
伝達の手段とは呼べない。

店も。
ミュージシャンも。
聴衆も。
それぞれが幸せに
「潤う」形を模索したい。
そのためには。
「プロフェッショナルさくら」の役目、
受けて立ちましょう。
一緒に何かやりませんか。