金魚鉢を
頭からすっぽり
かぶってる
感覚が再訪。
周囲の景色も
人々の会話も
把握できることは
できるんだが。
すべてガラス越し。
やめときゃいいのに。
「bell jar」を
旧訳・新訳・原書、
都合3回も読み直してしまう。
≪私はベッドに這って戻り、
ふとんを上からかぶった。
それでもまだ陽が差しこんできたので、
枕の下に頭をうずめて、
まだ夜だと自分に信じこませた。
ベッドから起き上がる意味が
分からなかった。≫
≪一階の玄関で電話が
鳴っているのが聞こえた。
枕で耳をふさぎ、
五分ほど待ってみた。
それから枕とマットレスの
中から頭を上げた。
電話のベルは止んでいた。
そう思ったとたん、
また鳴りはじめた。
(中略)
玄関テーブルの上に置かれた
黒い機械が、
神経質な鳥のように、
ヒステリックな音を
繰り返し鳴らしていた。≫
≪服や髪を洗わなかったのは、
そうすることが
ばかばかしく思えたからだ。
(中略)
次の日もまた
洗わなくちゃいけないのに、
今日洗うなんて
ばかばしいことのように思えた。
考えただけでも疲れてしまう。
私は、すべてのことに対して、
一度やったらもう
おしまいにしたかった。≫
≪私の周りにいる女の人たちにとって
赤ちゃんを産むことは
なんて簡単なのだろう!?
どうして私はこんなに母性に欠け、
この人たちとはかけ離れているのだろう?
(中略)
もし、一日中、赤ちゃんの
世話をしなくてはいけなかったら、
私は気が狂ってしまうだろう。≫
Bell Jar, the (Faber Paper Covered Editions)
- 作者: Sylvia Plath
- 出版社/メーカー: Faber & Faber
- 発売日: 2001/04/09
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: シルヴィア・プラス,青柳祐美子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/06/10
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
毎日。
決まって午前4時頃に覚醒。
ソラナックスに
力添えしてもらう。
ソラよ。
キミは偉大だ。
キミは頼もしい。
金縛り寸前の状況から
確実に助け出してくれる。
悪夢の続きに
おびえることなく、
安心して眠りに
戻らせてくれる。
昨晩は。
金魚鉢をかぶった状態のまま、
無理やり電車に乗る。
馬車道に着いたのは
20時を40分も回っていた。
両足が地上から
15cmくらい浮いてるみたいに
KAMOME に向けて滑っていく。
目的は my soul brother、
H°こと今出宏°率いる
サブカルテット。
パーソネルは。
ブルースハープ&ヴォーカル、
今出宏°。
エレキ&ヴォーカル、
和泉聡志。
エレキベース&各種効果音(!)、
池田達也。
パーカッション、
伊達弦。
着いたらちょうど
「アリゲーター・ブーガルー」が
始まるところだった。
他の曲目は。
「貝殻節」
「君に会いたい」
「恍惚のブルース」
「本牧ブルース」
「伊勢佐木町ブルース」等々
おなじみの昭和ネタに加え、
新たに。
「バラが咲いた」の
プレスリー風
ロカビリー・バージョン!
- アーティスト: マイク真木,ザ・マイクス,前田美波里,井出隆夫,安井かずみ,新城邦彦,浜口庫之助,Nancy Landon,日高義,栗原玲児,波野久信
- 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- クリック: 39回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
メンバーそれぞれの装いも
見事なまでに
てんでんバラバラ。
エスノ風テキ屋シャツ。
アロハ。
学ラン。
ロックT。
さあ。
誰がどの格好か当ててみましょう。
大体、想像がつきますね。
コレで楽しくないワケがない。
しかし。
頭の金魚鉢は
全然はずれようとしない。
やっぱり帰るか。
と思ったところへ
詩人のジハンナさんが
入って来たのを認めたら
急にホッとして、
最後までいることにした。
彼女は私の知る限り。
日本で最も多くイズミの
LIVE を聴いている人だ。
彼に献呈した作品を含む詩集はコレ。↓
http://mercuri.blog119.fc2.com/?q=%C0%C4%A4%CE%B6%B8%BB%ED%B6%CA&x=29&y=2
本日は。
無礼にも当方の挨拶を
無視する不埒な輩がいたため、
即座に管轄部署へ
苦情コール。
透明人間扱いは
うんざり。
こりごり。
もうたくさん。