えせモッズな過去

jazzydays2007-08-29

天然の打ち水効果(=雨)で
ずいぶんと涼しいぞ。
淋しいぞ。
たとえバテても
カンカン照りのほうが
百倍好きだ。
そう言いつつ。
日傘・帽子・サングラスは
大嫌い。
邪魔だから。
日傘は荷物になるし、
帽子はただでさえ超クセっ毛の
アタマを押さえ込んで、
脱いだ時に珍妙な
ヘアスタイルになっちゃうし、
サングラスは
世界に色がついて見えるから。


まぁ世界を色眼鏡で
見てるヤツらのほうが
面白いモノを
生み出すもんだけどな。

たとえば。
東京モッズ・シーンの牽引役で、
現在も活躍中の
ザ・コレクターズ
http://www.the-collectors.net/
画像は彼らの代表曲、
「Chewing Gum」で歌われた
リグレー・チューインガム、
紙粘土バージョン。
知人がギャラリーで展示していた作品に
一目惚れして即、購入を決意した。


コレクターズのLIVEに
行ったことがある人なら
わかると思うが、
彼らがこの曲を演奏しだすと、
客席から雨あられ
リグレーのガムが
ステージめがけて
投げつけられるんだよ。
ヴォーカルの加藤ひさし
透明ビニール傘で
自らを防衛しつつ、
歌いまくる。
毎度お決まりの儀式でありましたな。
http://www.teichiku.co.jp/artist/baidis/disco/ci1065.html


あの頃の私は。
フレッド・ペリーのポロシャツや、
ロンズデールのトレーナー、
ピンストライプの細身ジャケット等々、
メンズ仕様のモッズ・ファッションを
あれこれ試したもんだが、
いやぁコレが。
似合わない似合わない。
ぜんっぜん柄じゃない。

まだパンクっぽい格好のほうが
マシだったわね。


ようやっと現在。
肌にも精神にも
しっくりなじむ
姐御ファッションに
たどりつくことができ、
幸いでございます。