鈴木央紹&江藤良人4!

jazzydays2007-08-03

怒濤の2日間であった。
まずは。
ここ15年ほど欠かさず
お参りしている
愛知県は豊川稲荷にて
御祈祷を受ける。
境内に入ったとたん、
ものすごい
マイナスイオン
圧倒された。
私は元々「霊感」があるタチではない。
大体なあ。
「私、霊感があるんです」とか
ぬかすヤツは
気色悪くて大嫌いなんだよ。
なのに!
今回は本当に空気が違った!


御祈祷を受けている最中は
毎度そうなのだが。
何故か涙があふれてしょうがない。
西行法師じゃないけどさ、
「なにごとのおはしますかは知らねども
 かたじけなさに涙こぼるる」
コレですよコレ!
もちろん。
豊川稲荷に鎮座ましますのは、
白狐に乗ったダキニ天様でございますよ。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~okitsu-net/index.html


豊川稲荷を後にして、
参道を歩く。
適当に見つけた食堂に入って
冷やしとろろきしめん
注文したのであるが。
そこの女将さんと
異様に話がはずみ、
盛り上がりまくり、
店がヒマだったせいもあって、
女二人で昼間っから
ビール中瓶5〜6本、

空にしちまったぜ。


帰りには御土産まで持たされ、
二人で別れを惜しみつつ
抱き合って泣く始末。
一体、何なんだ、
この謎なノリは。

んもう。
ダキニ天様の御利益としか思えん。


夕方、名古屋に移動。
この旅のメインイベントの一つである、
鈴木央紹&江藤良人カルテットを
覚王山の STAR EYES にて聴く。
パーソネルは。
テナー&ソプラノサックス、
鈴木央紹(すずき・ひさつぐ)。
ドラムス、
江藤良人(えとう・よしひと)。
エレキベース、俵山昌之。
エレキギター、和泉聡志。
そう。
わかる人にはわかるだろ。
あの大野雄二&Lupintic Five
(ルパンティック・ファイブ)の
主要メンバー4人である。


MEMORIAL SOUND TRACK of LUPIN THE THIRD 「霧のエリューシヴ」

MEMORIAL SOUND TRACK of LUPIN THE THIRD 「霧のエリューシヴ」


いやはや。
4人が4人、
やりたい放題。

ケダモノが集合する動物園ですか?
ルパン・メドレーを演奏している時の
彼らとは全く別人。
いえいえ、むしろ。
こっちのほうが
「素」なんですのよ。
それにしても。
ふだん物静かな俵山氏の
ブチキレぶり!
長らく彼のLIVEを聴いているけど、
あんなに凶暴な姿は初めて
拝ませてもらいました。
ああ、長生きはするもんだ。


一体、腕と足が何本あるのか?
と、思わずいぶかしむほどの
エトーのドラミング。
あまりに動きが速すぎ、
かえってスローモーションに見えちゃうぜ。
ユンケル江藤(本人自称)に続き、
ここに。
オクトパス江藤の称号(?)を捧げたい。


不慮の負傷から見事復活!した
鈴木氏のテナー&ソプラノは、
鳥肌モノ。
これぞ鈴木だ、
曲じゃない、
鈴木を聴け!

彼の演奏を言葉で説明するのは不可能。
とにかく生きてるうちに
鈴木をナマで聴け!


そして。
我が最愛のキ○ガイ・ギタリスト、
イズミのエレキは、
最初のうちこそ
涼しげにジャジ〜に
鳴っていたが。
2nd には「お約束通り」の
爆裂ぶりを見せてくれた。


アンコールは。
聞いて驚け。
その場にいなかった諸君は
歯噛みして悔しがれ。
な、な、何と。
尾崎紀代彦の「また逢う日まで」!
これを鈴木央紹が
吹きまくってしまったんである!!!
わははははははははははは。
もはや。
思い残すことはない。
これで逝っても本望だ、

とすら、あの夜は思ったね。
何ておバカで、
何て愛しい男たち。
泣けて泣けて泣けたよ。
横浜に帰ってきたら、
やっぱり、この世に未練が戻ったけど。


翌日は名古屋に行くと必ず立ち寄る
大須にて古着屋めぐり。
それから。
熱田神宮に夜参り。
http://www.atsutajingu.or.jp/


ああ。
アイラブ名古屋。
マイ・ソウル・タウン。
また行くわよ。
早ければ年内にでも。
覚悟して待っとけ。


画像は STAR EYES での LIVE 風景。
ボケボケだけど、かろうじて
4人揃って写ってるのが
コレ一枚しかなかったの。