怒濤の2日間であった。
まずは。
ここ15年ほど欠かさず
お参りしている
愛知県は豊川稲荷にて
御祈祷を受ける。
境内に入ったとたん、
ものすごい
マイナスイオンに
圧倒された。
私は元々「霊感」があるタチではない。
大体なあ。
「私、霊感があるんです」とか
ぬかすヤツは
気色悪くて大嫌いなんだよ。
なのに!
今回は本当に空気が違った!
御祈祷を受けている最中は
毎度そうなのだが。
何故か涙があふれてしょうがない。
西行法師じゃないけどさ、
「なにごとのおはしますかは知らねども
かたじけなさに涙こぼるる」
コレですよコレ!
もちろん。
豊川稲荷に鎮座ましますのは、
白狐に乗ったダキニ天様でございますよ。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~okitsu-net/index.html
豊川稲荷を後にして、
参道を歩く。
適当に見つけた食堂に入って
冷やしとろろきしめんを
注文したのであるが。
そこの女将さんと
異様に話がはずみ、
盛り上がりまくり、
店がヒマだったせいもあって、
女二人で昼間っから
ビール中瓶5〜6本、
空にしちまったぜ。
帰りには御土産まで持たされ、
二人で別れを惜しみつつ
抱き合って泣く始末。
一体、何なんだ、
この謎なノリは。
んもう。
ダキニ天様の御利益としか思えん。
夕方、名古屋に移動。
この旅のメインイベントの一つである、
鈴木央紹&江藤良人カルテットを
覚王山の STAR EYES にて聴く。
パーソネルは。
テナー&ソプラノサックス、
鈴木央紹(すずき・ひさつぐ)。
ドラムス、
江藤良人(えとう・よしひと)。
エレキベース、俵山昌之。
エレキギター、和泉聡志。
そう。
わかる人にはわかるだろ。
あの大野雄二&Lupintic Five
(ルパンティック・ファイブ)の
主要メンバー4人である。
MEMORIAL SOUND TRACK of LUPIN THE THIRD 「霧のエリューシヴ」
- アーティスト: Yuji Ohno&Lupintic Five with Friends
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(M)
- 発売日: 2007/08/01
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いやはや。
4人が4人、
やりたい放題。
ケダモノが集合する動物園ですか?
ルパン・メドレーを演奏している時の
彼らとは全く別人。
いえいえ、むしろ。
こっちのほうが
「素」なんですのよ。
それにしても。
ふだん物静かな俵山氏の
ブチキレぶり!
長らく彼のLIVEを聴いているけど、
あんなに凶暴な姿は初めて
拝ませてもらいました。
ああ、長生きはするもんだ。
一体、腕と足が何本あるのか?
と、思わずいぶかしむほどの
エトーのドラミング。
あまりに動きが速すぎ、
かえってスローモーションに見えちゃうぜ。
ユンケル江藤(本人自称)に続き、
ここに。
オクトパス江藤の称号(?)を捧げたい。
不慮の負傷から見事復活!した
鈴木氏のテナー&ソプラノは、
鳥肌モノ。
これぞ鈴木だ、
曲じゃない、
鈴木を聴け!
彼の演奏を言葉で説明するのは不可能。
とにかく生きてるうちに
鈴木をナマで聴け!
そして。
我が最愛のキ○ガイ・ギタリスト、
イズミのエレキは、
最初のうちこそ
涼しげにジャジ〜に
鳴っていたが。
2nd には「お約束通り」の
爆裂ぶりを見せてくれた。
アンコールは。
聞いて驚け。
その場にいなかった諸君は
歯噛みして悔しがれ。
な、な、何と。
尾崎紀代彦の「また逢う日まで」!
これを鈴木央紹が
吹きまくってしまったんである!!!
わははははははははははは。
もはや。
思い残すことはない。
これで逝っても本望だ、
とすら、あの夜は思ったね。
何ておバカで、
何て愛しい男たち。
泣けて泣けて泣けたよ。
横浜に帰ってきたら、
やっぱり、この世に未練が戻ったけど。
翌日は名古屋に行くと必ず立ち寄る
大須にて古着屋めぐり。
それから。
熱田神宮に夜参り。
http://www.atsutajingu.or.jp/
ああ。
アイラブ名古屋。
マイ・ソウル・タウン。
また行くわよ。
早ければ年内にでも。
覚悟して待っとけ。
画像は STAR EYES での LIVE 風景。
ボケボケだけど、かろうじて
4人揃って写ってるのが
コレ一枚しかなかったの。