鈴木央紹&秋田慎治,061226

jazzydays2006-12-26

昨日、整体を受けた折、
「明日は好転反応
眠くなるかもしれませんよ。」
とのお達し通り。
昼間は昏睡。


が。夕方には
ムックリ起き出し、
まずは図書館へ。
次いで"上町63"へ。
2夜連続で、
鈴木央紹の
サックスに身を浸す。
相方のピアノは彼の
悪友(大親友)、秋田慎治。


今夜の極私的ハイライトは
「I Hear a Rhapsody」と
「I Didn't Know What Time It Was」。
昨晩、Motion Blue にて
隣り合わせたカップルが
いみじくも述べていたっけ。
「サックスってのは
演奏者のキャラがまんま出る」。

鈴木氏のプレイは、
ドライアイスのごとく「熱・冷たい」。
知性と野性のきわどいバランス操縦がたまらん。
今さらながら気づいたのだが、
鈴木氏、演奏時は黒い服しか着ない。
理由を問うてみれば。
「サックスの輝きが映えるため」だそうな。
宝石屋さんと似てますな。


そして。
相棒・秋田氏持ち前、
芯が硬く、跳躍するスウィンギング・ピアノ。
特筆すべきは強靭な左手。
力強く濁りのない打鍵。
この人の弾くドビュッシーラヴェル
聴いてみたいものだ。


この類まれなデュオに遭遇できたのは、
本年の大きな大きな収穫。
画像は韓国で発売された
秋田トリオのアルバム。
ハングルがエキゾチックでございますね。