overdone

深夜の嘔吐＆早朝の下痢。
空咳＆微熱。
本日のクリニック予約は取り消して、
一日中、寝床の中。
スタミナの欠如を痛感。

overdone＝文字通りやりすぎ。
何事も夢中になると、ついついのめり込み、
暴走してしまうのが私の悪いクセ。
体力と気力のご利用は計画的に。
シェイクスピアの『尺には尺を（Measure for Measure)』
に登場する売春宿の女将の名が、
まんま Overdone。
この女、実にイイ味出してるんだわ。
したたかで、えげつなくて、欲に忠実で。
でも無理なく飄々と生きてる。
見習わなきゃ。

尺には尺を (白水Uブックス (26))

overdone の結果、人生を瞬く間に駆け抜けていった
連中の名前を挙げだしたらキリがない。
中庸なんて言葉が「クソくらえ」だった1960年代中盤。
かのアンディ・ウォーホルに見出され、
あっという間にスターダムにのし上がり、
時代の寵児、偶像の名をほしいままにし、
あっという間に墜落していった女がいた。
その名はイーディ・セジウィック。
今日は彼女の伝記が寝床のお供。

イーディ―’60年代のヒロイン

イーディこそ overdone の標本。
反面教師とすべきなのだろうが、
妙にその人生に魅せられてしまう。
だってさ。
私の生きる道は。
日々これ伝説作り。
基本です。
日々これ世間様への復讐。
忘るるなかれ。

ついでながら。
ステーキの焼き加減は
well done が好み。
デートに誘うなら覚えておいてね。