内山田洋、平成の晩秋に逝く。
昭和歌謡に全身どっぷり
浸っていた小学生の頃。
彼率いるクールファイブの歌は、
常に私と共にあった。
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演歌と言えば。
マイナーコードで湿っぽい
女の恨み節というイメージが強いけれど、
彼らは違った。
クールファイブを通じて知った
メジャーコードの演歌は、
悲しい恋を歌っていても、
なぜかカラリと明るかった。
それは。
ブルースと名づけられてはいるが、
不思議にサバサバと思い切りのいい、
いなせなジャパニーズ・ブルース。
中でも。
私のお気に入りは、
「中の島ブルース」と
「西海(さいかい)ブルース」。
「逢わずに愛して」もいいねぇ。
もちろん、大ヒットした
「長崎は今日も雨だった」は当然。
今夜は、しみじみ彼らの歌を聴きながら寝るとするか。
合掌。