ホログラフィック!

近所の内科へ行った帰りに、
某大型スーパーにてDE CECCOのニョッキを発見。
早速、ゲットして茹で、
昼はホワイトソース、
夜はデミグラスソースで食べる。
昨日の雪辱をめでたく果たし、満足満足。
コレって、つまりは
じゃがいものすいとんだよな。
お世辞にも上品な食べ物じゃないよな。
でも時折、無性に体が欲するんだよな。
お供はビールよりも、白ワインがいいな。
しかし、飲みすぎると昼間っから出来上がっちまう。
で。安い白ワインをソーダで割り、
自己流スプリッツァーに。うめ〜。


遅まきながら。
梅田望夫(うめだ・もちお)著のベストセラー、
ウェブ進化論』(2006年、ちくま新書)を読了。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)


未来は明るいぞ君たち!
と大声で元気づけられた気になれる本。
すでにお読みになった方も多いだろうから、
印象に残った箇所を一つだけ抜粋。


≪むろんウィキペディアのような「全体」先にありきの空間でも
それが十分巨大になれば、そのウィキペディア空間の中で、
「全体」を意識せずに行う「個」の営みを集積して
自動秩序を作ることもできるだろう。
「個」と「全体」のどちらが先でもいいのだが、
「個」が「全体」のためにワークすると同時に
「全体」が「個」のためにワークする仕組みがうまく
循環することで、「自動秩序形成システム」が
生みだされていく可能性は大きい。≫


おおお。どことなく懐かしい響き。
80年代チック。
そうだ。これは、かつてのニューエイジ・サイエンスの
思想に似ているんである。
ホログラフィック・パラダイムそのもの。
それが現実化する日が目前に迫っているとは。
感慨深い。実に。
著者の梅田氏は、私が利用している
ブログ「はてなダイアリー」の提供元、
(株)はてなの取締役でもある。
頼もしいことだ。


私がインターネットに遭遇してから、この夏で丸十年。
何台もハードを乗り換えながら、
情報の大海を泳ぎ、楽しみ、
有効活用させてもらってきた。
そして現在。
自分がブログという形態で、
言いたい放題を発信できるようになり、
幸せな時代に生きていると実感する。
ありがたいありがたい。
長生きはするもんだ。