続木徹4, 060812

マイ自主的・夏休みも本日まで。
中央林間チップインにて、
下記パーソネルによるセッションを聴く。
とりあえずは。
ピアニスト続木氏がLIVEを仕切っていたので、
続木カルテットと仮称するとしよう。
いずれにせよ、珍しい顔合わせである。


トランペット、松島啓之(まつしま・けいじ)。
ピアノ、続木徹(つづき・とおる)。
ベース、小杉敏。
ドラムス、安藤正則。


今宵は雷雨の影響で、公共交通機関にマヒ続出。
それでも、私が店にたどりつく頃には、
空はだいぶ穏やかな表情を見せていた。
さて。LIVEは、曲目も進行も、まるで決めないまま、
4人の顔が揃うなり、いきなり発進。
コレよ、コレコレ!
こうでなくっちゃね。
コレこそがジャズの醍醐味。真髄。エッセンスだよ。


感情の抑制と発露の微妙なハザマを
巧みに往来する松島氏のトランペット、
基本的にリリカルだが、時に強靭な
エモーションを噴出する続木氏のピアノ、
そして、私にとっては、おなじみの小杉氏。
ルーティンのバンドから離れた今宵は、
指が魔法のように踊り、歌い、跳ねる。
パワフルなドラミングの安藤氏は、
マイお気に入りドラマーの重要な一員。
今宵も素晴らしくエネルギッシュな音色を聞かせてくれた。


あああ、楽しかったな。
出かける前は、風呂疲れで寝床に
へばりついてたのがウソのよう。
当分、禁酒は困難だろうから節酒しようと
思っていた矢先なのに、
こんなイイ演奏を聴かされた日にゃあ、
無理というものでござんしょ。