マイ自主的・夏休みも本日まで。
中央林間チップインにて、
下記パーソネルによるセッションを聴く。
とりあえずは。
ピアニスト続木氏がLIVEを仕切っていたので、
続木カルテットと仮称するとしよう。
いずれにせよ、珍しい顔合わせである。
トランペット、松島啓之(まつしま・けいじ)。
ピアノ、続木徹(つづき・とおる)。
ベース、小杉敏。
ドラムス、安藤正則。
今宵は雷雨の影響で、公共交通機関にマヒ続出。
それでも、私が店にたどりつく頃には、
空はだいぶ穏やかな表情を見せていた。
さて。LIVEは、曲目も進行も、まるで決めないまま、
4人の顔が揃うなり、いきなり発進。
コレよ、コレコレ!
こうでなくっちゃね。
コレこそがジャズの醍醐味。真髄。エッセンスだよ。
感情の抑制と発露の微妙なハザマを
巧みに往来する松島氏のトランペット、
基本的にリリカルだが、時に強靭な
エモーションを噴出する続木氏のピアノ、
そして、私にとっては、おなじみの小杉氏。
ルーティンのバンドから離れた今宵は、
指が魔法のように踊り、歌い、跳ねる。
パワフルなドラミングの安藤氏は、
マイお気に入りドラマーの重要な一員。
今宵も素晴らしくエネルギッシュな音色を聞かせてくれた。
あああ、楽しかったな。
出かける前は、風呂疲れで寝床に
へばりついてたのがウソのよう。
当分、禁酒は困難だろうから節酒しようと
思っていた矢先なのに、
こんなイイ演奏を聴かされた日にゃあ、
無理というものでござんしょ。