髪を切ったせいで霊力が落ちた(?)のか、
心身共にダウン。
昨日、美容院に行く前にクリニックで
夏バテ対処用漢方をたんまりもらってきたのだが。
本日は。
服薬→ウトウト→汗びっしょり→
服薬→ウトウト→汗びっしょり、の
繰り返しで、とことん消耗。
予定通りなら、テナーサックス岡淳(おか・まこと)&
ピアノ堀秀彰という、私にとっては稀少かつ豪華な
共演を葉山で聴いていたはずなのに。
(ちなみにベースは河原秀夫、ドラムスは吉岡大輔。)
かえすがえすも、惜しい!
お二方には、ぜひ近々再共演をお願いするものである。
できれば、私の近場でね。よろ。
来週は爆走に次ぐ爆走を控えているので、
明日もとりあえず完全休養。
さて。本日の表題『Determination』は、
テナーサックス・プレイヤー、安保徹(あんぼ・とおる)
率いるAmbo Unit の第一作。
- アーティスト: Ambo UNIT Toru Ambo
- 出版社/メーカー: REAL RECORDS
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: CD
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パーソネルは。
テナーサックス、安保徹。
ヴァイブラフォン、竹田直哉。
ベース、池尻洋史。
ドラムス、矢嶋正義。
このユニット、結成当初はベースに佐々木悌二、
ドラムスに村田憲一郎というベテラン勢を配していたのだが、
昨年晩秋より、リズム隊が現在の若手(20代)メンバーに定着。
フロント2名とは、一回り以上も年代が異なるものの、
目指す方向性はピッタリと重なり、エキサイティングでホットな
演奏を繰り広げてくれている。
また、録音場所が藤沢のカフェ(Cafe BROOKLANDS)で
行われたのが功を奏してか、聴衆がいないながらも、
アルバム全体に不思議なLIVE感があるのだ。
妙なたとえかもしれないが、
往年のパブ・ロックやガレージ・ロックを彷彿とさせるような。
ざっくばらんなリラックス感と、
ほどよい緊張感が巧みにミックスされ、
非常に心地よい。
丸々一日、ベッドに貼り付けられっぱなしだった
我が身も、自然と動き出す。
収められた8曲は、すべて安保&竹田コンビによるオリジナル。
ちょっとネタバレになっちゃうけど、
わざと作り込んだ、チープな音色の導入部も面白いし、
録音中の会話が、そのまんま収録されちゃってるのもイイ。
どれも佳曲揃いだが、特に私が好きなのは、
疾走感あふれる「Happy Day Dream」「Objection」、
lazy で sexy な「Blues for A.T」、
タケちゃんの超絶ヴァイブが炸裂する「Amborealized」。
とにかく、理屈ヌキにワクワクした気分にさせられる1枚。
超オススメです。