Determination

髪を切ったせいで霊力が落ちた(?)のか、
心身共にダウン。
昨日、美容院に行く前にクリニックで
夏バテ対処用漢方をたんまりもらってきたのだが。


本日は。
服薬→ウトウト→汗びっしょり→
服薬→ウトウト→汗びっしょり、の
繰り返しで、とことん消耗。


予定通りなら、テナーサックス岡淳(おか・まこと)&
ピアノ堀秀彰という、私にとっては稀少かつ豪華
共演を葉山で聴いていたはずなのに。
(ちなみにベースは河原秀夫、ドラムスは吉岡大輔。)
かえすがえすも、惜しい!
お二方には、ぜひ近々再共演をお願いするものである。
できれば、私の近場でね。よろ。
来週は爆走に次ぐ爆走を控えているので、
明日もとりあえず完全休養。


さて。本日の表題『Determination』は、
テナーサックス・プレイヤー、安保徹(あんぼ・とおる)
率いるAmbo Unit の第一作。


Determination

Determination


パーソネルは。
テナーサックス、安保徹
ヴァイブラフォン、竹田直哉。
ベース、池尻洋史。
ドラムス、矢嶋正義。


このユニット、結成当初はベースに佐々木悌二、
ドラムスに村田憲一郎というベテラン勢を配していたのだが、
昨年晩秋より、リズム隊が現在の若手(20代)メンバーに定着。
フロント2名とは、一回り以上も年代が異なるものの、
目指す方向性はピッタリと重なり、エキサイティングでホットな
演奏を繰り広げてくれている。


また、録音場所が藤沢のカフェ(Cafe BROOKLANDS)で
行われたのが功を奏してか、聴衆がいないながらも、
アルバム全体に不思議なLIVE感があるのだ。
妙なたとえかもしれないが、
往年のパブ・ロックやガレージ・ロックを彷彿とさせるような。
ざっくばらんなリラックス感と、
ほどよい緊張感が巧みにミックスされ、
非常に心地よい。
丸々一日、ベッドに貼り付けられっぱなしだった
我が身も、自然と動き出す。


収められた8曲は、すべて安保&竹田コンビによるオリジナル。
ちょっとネタバレになっちゃうけど、
わざと作り込んだ、チープな音色の導入部も面白いし、
録音中の会話が、そのまんま収録されちゃってるのもイイ。
どれも佳曲揃いだが、特に私が好きなのは、
疾走感あふれる「Happy Day Dream」「Objection」、
lazy で sexy な「Blues for A.T」、
タケちゃんの超絶ヴァイブが炸裂する「Amborealized」。
とにかく、理屈ヌキにワクワクした気分にさせられる1枚。
超オススメです。