増原巖カルテット@S

私がこよなく愛するジャズ酒場"S"にて
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060317参照)、
私がこよなく愛するベーシスト増原巖の
カルテットを聴く。
パーソネルは。
ベース、増原巖。
テナーサックス、三木俊雄。
ピアノ、福田重男。
ドラムス、横山和明。
という稀少&豪華な顔合わせ。


ピアニスト福田氏は、今宵のリーダー、
増原氏を私に引き合わせてくれた張本人。
もう3年ほど前になるだろうか。
南青山のBody & Soulに
福田トリオを聴きに行った折。
当時のレギュラー・ベーシスト小杉敏氏に代わって、
増原氏が演奏した夜があった。
あの時の驚き&感銘はいまだに鮮やか。
「何とユニークなベーシストだろう!」と、
その天性の才能&テクニックに圧倒され、
帰宅後、すぐさま彼のHPを検索し、
彼が率いるクインテットのCDを購入。
それからほどなくして、Body & Soulでの
初リーダーライブも体験することができた。
以来、私にとって増原氏は
不動のベスト・ベーシストの位置を占め続けている。


その彼が今回はリーダーとして、
福田氏をまじえて、私の大好きな店"S"で
LIVEを行うというのだから、
少々体調が悪くても、行かないワケにはいかんだろう。
だるい体をおして、無理やり出かける。
開演時刻を20分ほど遅れて店に到着。
これだけの面々が集まったからには、
退屈であろうはずがない。
期待通り、いや期待以上の素晴らしさ。


残念ながら、体調イマイチ&明日の予定を控えて、
今宵も1st set のみで切り上げ。
帰り際に増原氏とhugする私を目にして、
御媒酌人(?)たる福田氏が
「あらあら、ずいぶん仲良さそうじゃないの〜」と
冗談半分、やっかみ半分でコメント。
ごごごごごごめんね〜。
近々また行きますってば。御媒酌人のLIVEに!


さて。ジャズ酒場"S"と言ったら、
だし巻き玉子なのである。
犯罪的と言いたいほどのウマさに
「極悪だし巻き」と私が名づけた逸品。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060415参照)。
当然、今夜も頼みましたわよ。お供は冷酒"辛丹波"。
来月もまた行くわよっ。
今度は最後まで暴れ狂うわよっ。
これまで明かさずにいた"S"の詳細はその際、
御開帳することにいたしましょう。ふふふふふふ。