from Body to Body

かなり疲れがたまってきたので、
数寄屋橋阪急のBody Factoryへ。
50分全身コースで体を十分ほぐしてもらう。
ココは他のクイックマッサージ処に比較すると、
ちょいとお値段高めだけれど、スタッフの技術は最高級。
ぐいぐい力技で凝りをやっつけるのではなく、
筋肉の流れにそって、適度に圧力を加えていく。
「これ以上は無理が効かん!」と感じた時のみ、
自分に許している駆け込み寺である。


その後、南青山のBody & Soulにて
松島啓之クインテット
以前は毎月のように聴きに行っていたものだが、
このところは数ヶ月おき。
そのほうが、かえってバンドの音への想いが深まる。
いくらおいしくても、毎度毎度、同じ定食を注文してたら
飽きが来るでしょ。でも、時間を置けば、
また「あの味」が恋しくなるのさ。
パーソネルは。
トランペット、松島啓之(まつしま・けいじ)
アルトサックス、石崎忍。
ピアノ、今泉正明
ベース、嶋友行。
ドラムス、広瀬潤次。


アルトが前任の山田穣から石崎忍に代わってから、
聴くのは3度目くらいだろうか。
以前と全く同じレパートリーを演奏しても、
ケタ違いに生命感・躍動感がある。
それが回を重ねるごとに、どんどん進化していく。
ああ、バンドに健康なメンバーがいるってイイわ!!!
山田氏は自分のソロじゃない時は、しゃがみこんだり、
壁に寄りかかったりして、明らかに病んでる感アリアリだったもの。
笑顔もほとんどなし。実につまんなそうに演奏しててさ。


それにくらべて。
石崎氏のイキのいいこと、いいこと。
釣り上げたばかりの魚みたいにピッチピチ!
強靭で輝かしい音色は、時としてテナーと聴きまごうほど。
他のメンバーのソロ中もすごく楽しそう。
タイミングよく、イイ感じにクレイジー
掛け声&合いの手を入れてくれる。
今宵の素晴らしさは格別で、
松島啓之クインテットというよりは、
石崎忍クインテットですか?ってぐらい。

松ちゃん、イイ相棒が見つかっておめでとう。
だけど、うかうかしてられないねぇ。
乗っ取られないよう、くれぐれも御用心あそばせ。