牛肉と馬鈴薯

jazzydays2018-07-21

いんやあ。
あんまり暑くって
食欲が落ち気味。
コンビニのとろろ蕎麦が
メイン熱源になりつつある。
あるいは。
レトルト粥を冷たいまんま
梅干と共に流し込む。
んが。
これじゃあバテちまう。
ってか。
すでにバテています。


で。
本日はマッサージへ。
数年来ずーっと
お世話になってる
担当者さん、
コチラが言わずとも
押して欲しい箇所を
ぴたりぴたりと
ピンポイントで
施術してくれる。
まさにテレパシー。
カスタムメイド。


基本。
マッサージと
美容院と蕎麦屋
浮気しません。
大事なのは腕だけじゃなく人柄も。
これは、
と思ったら
長ーく長ーく通いつめる。
色恋だとそうはいかん。
ここんとこ。
ポリアモリーが急激に
脚光を浴びているが、
ナニを今さら感満載で
笑っちまうわ。
ふふん。


マッサージ後は
イイ感じに空腹感。
よっしゃ。
何か実のあるもん食おうじゃん。
向かうは昨年惜しくも
閉店してしまったマイ社食
(と化したブラッスリー)の姉妹店。
メニューは同じ。
旧スタッフのほとんどが
こちらに異動したと聞いている。


残念ながら見知った顔は
皆無だったが、
頼みましたる
ステック・フリット
(ステーキ&フライドポテト)
は変わらずシンプルかつ
ボリューミー。
ひたすら肉とイモの
黄金コラボレーションを
堪能いたしやした。


ビーフ&ポテト。
古来より最強の組み合わせ。
国木田独歩
短編タイトルにもなっている。
その「牛肉と馬鈴薯」。
中学の頃、
初めて読んだ時には
ぜんっぜん理解できなんだが、
後年再読してみて、
あらためて感銘しきり。
以下ちょこっと引用。


≪「喫驚(びっくり)したい
というのが僕の願なんです」
(中略)
「宇宙の不思議を知りたい
という願ではない、
不思議なる宇宙を驚きたい
という願です!」
(中略)
「吾とは何ぞや(What am I?)
なんちょう馬鹿な問を発して
自から苦(くるしむ)
ものがあるが
到底知れないことは
如何にしても知れるもんでない、
(中略)
実にこの天地における
この我ちょうものの
如何にも不思議なることを
痛感して自然に発したる
心霊の叫である。
この問その物が心霊の
真面目なる声である。≫



21世紀、
水瓶座の時代を
先取りしたかのような、
みずみずしく、
躍動する「スピリット」に
あふれかえっているでは
ありませんか。
そうよ。
ビックリしようぜ。
大いに。
今ここにある奇跡に。