母方の祖母は
最初の嫁ぎ先で
子宝に恵まれず離縁された。
そういう時代だった。
ところが。
二度目の結婚
(男やもめだった祖父の
後添い)で
8人もの子をなした。
つまり。
最初のダンナが
種ナシだったというワケじゃ。
「結婚したら3人産め」だの、
「独身女は人様の税金で
老人ホーム」だの、
アナクロ政治家がホザイて
炎上謝罪したようである。
さしずめ。
結婚もしてない、
子宮も卵巣もない、
文字通り生産性ゼロの
不肖キツネなんざぁ、
社会の大荷物も
イイとこでやんしょねえ。
少子高齢化が深刻に
懸念される現代において
「産めよ殖やせよ」の
スローガンは決して
間違ってはいまい。
もちろん反発も多い。
が。
論点ズレてる気がするんだわ。
養育にかかる労苦や
費用云々以前に。
まず。
子供を作るには性交が必要です。
3人産もうとなったら、
かなりせっせと
励まなければなりません。
妊娠するだけなら、
猿でも犬でもできる。
ただ。
悲しいかな、
同じ異性相手に
そうそういつまでも
エロエロびんびんヌレヌレでは
いられないのが
現代日本のオスとメス。
子沢山だった
祖父母の時代とは
明らかに異なる価値観と
ライフスタイル。
セックスレスの問題を抜きに
少子高齢化を語られてもねえ。
ってか。
人間が哺乳類である限り、
モノガミー神話は
とっくに崩壊しているのだが。
それでもなおかつ
結婚という様式を夢見る皆さん。
御健闘を祈ります。
お国のために。
心から。
m(_ _)m
