桜鬱

jazzydays2018-03-27

検査が終わって
気が抜けたのか、
パンパンに張ってた
風船に針を刺したみたいに
ヘナヘナ。
グッタリ。
単に。
この季節恒例の
自律神経失調と言やあ
そうなんだが、
一晩に何度も金縛りは
こたえます。
昨夜は盟友ソラ君
(安定剤Solanax)2錠服用。
おかげで。
頭ボンヤリ足ヨロヨロ。


初めて桜木紫乃を読む。
実はコレ、
昨年入院前に買って
病室でもずーっと
手元にありながら
読めなかったもの。
理由は読んだらわかった。
つまり。
タイミングが来たと
いうことだね。


蛇行する月 (双葉文庫)

蛇行する月 (双葉文庫)


どこにでもいるような、
ごくごく普通の女たちの
何気ない日常。
特別なヒロインは
誰ひとり出てこない。
なのに。
読後ズッシリ手応えがあるのは、
普通こそドラマチックであり、
かつ愛おしい日々だからなんだ。


かなーり入れ込んでた作家、
井上荒野が救いようのない
中央線左巻きであることが
判明してすっかり嫌気が
さしてたところなんで
(作品が素晴らしいだけに)、
これを機に桜木紫乃
もっと読んでみようかな。