旅の終わり

jazzydays2017-04-14

あっという間に
旅も最終日。
今日は名鉄に乗って豊川稲荷へ。
名古屋を訪れる際は
必ず前後に参拝するのが
ずーっとマイルール。
宿坊に参籠したことも数知れず。
それくらい、
不肖キツネにとって
大事な大事な魂の故郷、
だった。
長年。


なのに。
どうしちゃったんだ。
この寂れよう。
街も境内も。
かつての濃厚な気配がない。
クドイほど、
しつっこいほど、
ソウルフルだった空気が
稀薄なんである。


何度も何度も
来てるから感動が薄れた?
年を重ねて当方がスレちゃった?
いやいや。
同じくらいの頻度で
訪れてる熱田神宮では
今回も圧倒されまくったよ。
我が身における
神道vs仏教のバトル?
(豊川稲荷は鳥居はあるが
曹洞宗の仏閣)。


何にせよ。
一抹の淋しさ、
どころか。
大いなる寂寥。
お稲荷さんがウリの
観光地でありながら、
参拝客がロクロク飯を
食う店もない参道。
開店休業だらけの土産物店。


ちょいと前は大河ドラマ
風林火山」の影響で
(山本勘助ゆかりの地)、
それなりに頑張ってた
記憶があるんだが。
駅舎も素晴らしく
立派になったんだが。
まさか。
チープな
スピリチュアル·ブームの
せいではなかろうな?


とにかく。
次回。
再度おこもり(参籠)してみよう。
夜間。
シャバから隔絶された境内の
霊気といったら、
ハンパではなかったのだ。
真っ昼間っから、
不思議な気配を感じる
空間だったのだ。
ダキニ天サマの力が
そうそう薄まるワケ
ねーだろうがよ。