野良ヌーボー

jazzydays2016-11-17

昨日。
仮死してたもんで、
今日は
あれやこれや
雑事に追われまくり。
が。
ボジョレー解禁日よのう。
べっつに格別美味とは
毎年思わなんだが、
まっ季節もん。
帰りに駅前で例年通り、
いっちばん安いのから
2番目のヴィラージュを買う。
早速飲みました。
もう早々と寝ます。
感想?
なっかなか太陽の香り。
若飲みとはいえ、
結構うまいっす。


さて。
ここ数ヶ月ハマっていた
井上荒野の小説の数々。
ついに。
全作品クリア間近だす。
いんやあ。
我ながら。
よくぞココまで読んだ。
昨夜読み終えたのは、
殺伐としつつも、
どっかしんみりしちまう
連作短編集。


潤一 (新潮文庫)

潤一 (新潮文庫)


野良犬ってぇのは基本、
誰にも心っからは
なつかないのよね。
この短編集で描かれる
潤一がまさにソレ。
んでも。
たくましく、
したたかに、
生きていく。


ものすんごく荒廃してる。
同時に超ノンシャラン。
つまり。
ノーテンキ。
不肖キツネ。
これを読んで
励まされてる場合かどうか
わからんが。
人生の分岐点に立ってる人は
別の視点を与えられるかもよ。