偏執狂メアリー

jazzydays2016-07-27

盟友セラピスト、
スミカと美術館デート。
直前に電車が止まって
アタフタしたが、
ともあれ無事に
桜木町駅にて合流し、
向かうは横浜美術館
メアリー・カサット展である。
まあね。
印象派はそんなに好きじゃないし。
あんまり期待してなかった。
が。
別の意味で衝撃。


展示されているのは
穏やかな母子像。
母子像。
母子像。
母子像。
ぬああああ。
何コレ。
一枚一枚はなるほど逸品。
しっかし。
こんだけ大量に陳列されると
病的なモノを感じてしまう。


さらに偏執狂っぽいのが、
成熟した男性の姿が
全く登場しないこと。
生涯独身を通したらしい
カサット、
ついつい理由を
深読みしたくなる。
あの時代、
アメリカ人女性として
パリの画壇で生き残るのは
さぞやハードだったに違いないが、
それ以上に彼女の内面に
関心をそそられる
展覧会でありんした。


観賞後はマイ社食
(と化したブラッスリー)にて
ランチ&ワイン。
ひっさしぶりに心豊かな
休日を過ごせましたん。
多謝。