オトナのファンタジア

jazzydays2012-03-29

年度末も
ラストスパート。
早いもので
明日はフランシーヌが
逝った日だ。
http://www.fukuchan.ac/music/j-folk1/francine.html
「遅れてきた青年」たちより
はるかに後の世代の私だが、
68年〜70年当時の
異様な熱気は
良きにつけ悪しきにつけ
子供心にも深く記憶に残っている。


樺美智子。
奥浩平。
高野悦子
「遅れてきたキツネ」なりに
読みあさり、
大いに影響を受けたものの、
結局のところ
「左」におさまることに納得できず、
文字通り「右往左往」後に
セルフ「転向」し
現在の地点に至る。


復刻 人しれず微笑まん―樺美智子遺稿集

復刻 人しれず微笑まん―樺美智子遺稿集



二十歳の原点 (新潮文庫)

二十歳の原点 (新潮文庫)


話は変わり。
ライラの冒険」三部作シリーズと
言えば映画化もされたし(私は未見だが)、
原作をお読みになった方も多かろう。
作者フィリップ・プルマン
自他共に認める無神論者だそうで
キリスト教側からの批判が
かまびすしく、
三部作だったはずの映画も
続編が作れずじまいのようだが、
それはおいといて。
このシリーズ、
ガキンチョどもに
独占させとくには
あまりに惜しい名作なんである。
http://tinyurl.com/cmywwx7


黄金の羅針盤 (ライラの冒険シリーズ (1))

黄金の羅針盤 (ライラの冒険シリーズ (1))


神秘の短剣 (ライラの冒険シリーズ (2))

神秘の短剣 (ライラの冒険シリーズ (2))


琥珀の望遠鏡 (ライラの冒険シリーズ (3))

琥珀の望遠鏡 (ライラの冒険シリーズ (3))


単なるファンタジーの域を超え、
宗教とは?
時間とは?
空間とは?
次元とは?
象徴言語とは?
我々個々人に与えられた
人生のミッションとは?
主人公の少女ライラが
人間的成長をとげてゆく
ビルドゥングス・ロマンの形で
数々の哲学的テーマが
読者にグイグイ突きつけられる。
個人的には魂の分身として
作中で描かれる
「ダイモン」が印象に残る。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20100910


ついでに。
ファンタジーの域を
超えている点では
大先達に当たる
このシリーズも挙げておこう。
私が身震いするほど嫌いな
アニメ巨匠(?)M崎が
映像化してしまったのが
実に悔しくてならんのだが(当然未見)、
まぁそれもおいといて。
故・秋山さと子先生の
お勧めで手に取った作品でもあり、
大変ユング的で味わい深い。


影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)

影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)


こわれた腕環―ゲド戦記〈2〉 (岩波少年文庫)

こわれた腕環―ゲド戦記〈2〉 (岩波少年文庫)


さいはての島へ―ゲド戦記〈3〉 (岩波少年文庫)

さいはての島へ―ゲド戦記〈3〉 (岩波少年文庫)


帰還―ゲド戦記〈4〉 (岩波少年文庫)

帰還―ゲド戦記〈4〉 (岩波少年文庫)


国民新党
連立離脱するそうで
結構なことである。
森田高参院議員は
非常に気骨ある人で
私は好きなのだが
(ルックスも好み♪)、
この際、政権への
見苦しい未練なんぞ
キッパリ捨てて
無所属になればよろしかろう。
キミならどこでも闘えるはず。
http://www.moritatakashi.jp/
この動画↑何度見ても燃える(&萌える)。