ノギサンハエライヒト

jazzydays2011-09-18

ちょうど1年前のこの日。
電車内でバッグをすられた。
大阪・願いの宮の
桃山宮司をお迎えしての
イベントに参加した後、
恵比寿神社
乃木神社
神田明神
三社参拝の帰路。
幸いにしてわずか数日後に
バッグは手元に戻り、
失ったのは紙幣のみだった。


恵比寿神社はかつて
あの第六天魔王を祀っており、
旧名は第六天神社だったそうな。
神田明神の御祭神は
御存じ、御霊・平将門公。
乃木神社は大帝・明治天皇
殉じた乃木希典大将夫妻を祀る。
いずれもが非常に強烈なキャラ。
あの日はバッグに
将門公のお札と
乃木神社のお守りが
入っていたのである。
盗難の被害が最小限ですんだのは
御利益に相違ない。


それにしても。
ほぼ1年ぶりに
再び乃木神社を訪れようとは
想像もしていなかった。
ところが。
インディー巫女たる古ギツネ。
呼ばれちまったのよね。


参拝前日まで全く知らなかったのだが、
乃木神社の鳥居は3月の震災で
亀裂が入り撤去されていた(!)。
再建はつい今月。
例大祭直前だったようである。



つまり。
半年近くも
鳥居ナシの状態が
続いていたということか。



撤去中(神社HPより)。

復活!


しかし。
乃木夫妻が命を絶った
旧・乃木邸はいまだ
修復が完了しておらず、
今回は自決当日の様子を
生々しく伝える室内を
窓越しに見ることはできなかった。



来年は御祭神百年の
記念すべき年だそうで、
その前年に鳥居撤去→再建という
象徴的な出来事が起きたのは
まさに「死と再生」の儀式として
深い意味があろう。
私が幼い頃、
「ノギさんはエライ人」
という遊びがあった。
「だるまさんがころんだ」
と全く同じなのだが、
横浜に特徴的な言い方らしい。
当時はノギさんがどんな人かも
知らなかったけどな。



スカイツリーアサヒビール


乃木神社を後にして
向かったのは浅草。
遅い昼飯は老舗中の老舗、
神谷バーにて。



店内は平日昼間っから
ディープな「飲み」態勢の
シニアでいっぱい。
イイねえ。
たまらんねえ。
名物デンキブラン
もちろんハズせないが、
ここの大ジョッキには
目を見張るざます。
1,100mlの超特大サイズ。
片手で持ち上げられません。
吾妻橋という土地柄、
当然、銘柄はアサヒ。
デンキブランのチェイサーに
してるオッサン率高し。



せっかく浅草に来たんだし、
と。
人力車に乗ってみやした。
ベタすぎるほどベタな
日帰り観光ツアー大好物。




かっぱ橋よりスカイツリーをのぞむ。


つくづく。
我が使命は「呼ばれる」ことにアリ。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20110823
いつなんどきアチラ側から
召集がかかってもいいように
常に精神状態をアラートに
保っておかねばのう。
修行修行また修行。